・ポルターファス
 Polterfass(Zoch:2013)


ポルターファス

酒場で樽の分け前を上手にもらうゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

順番に各プレイヤーが店主となって樽を振ります。
その樽に書かれた数字で、どのくらい分け前が欲しいのか数字が書かれたカードを出します。
見事分け前がもらえればそのまま得点になりますが、万が一樽の数字よりこえてしまうと店主が総取り。
しかも一番大きい数字を要求した人は、出したカードの数字をマイナスとして受け取ります。
店主と客に分かれて、酒の分け前を上手にもらっていきましょうというゲームです。

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店主は樽をダイスカップに入れて振り、コースターの上でそっとダイスカップをあけます。
立っている樽だけが分け前として振舞われる酒。
それを見て客のプレイヤーはカードを裏向きで出します。

「よし。この1枚で」
「これで」
「2枚出す!」

ちなみにカードには0もあり、2枚出して強欲さをアピールしておきながら、実際は2でした!のようなブラフ要素も。
ここで、店主は振るのをやめるか、寝ている樽だけを振りなおすか決めます。
ただし、振りなおした樽の中で1つも立ってなかった場合は失敗。
客は自分の出した数字分、酒をもらうことが出来るのです。

ダイスカップをあけた時に、立っている樽があるかどうかだけでドキドキw
みんなが出したカードを見て、強欲そうだから振りなおすのをやめるか、あれはきっとブラフだと思って振り続けるか。
大きな数字になれば、みんなが取って残った分を店主がもらえる。
だったら振るしか!

で、まぁ振って失敗するわけでw

成功しようが失敗しようがお会計。
トド吉がとにかく大はずしをしてマイナス点をたたき出すのを見て、堅実にいこうと思ったら堅実すぎ。
こういうゲームはやはり賭けでいくしかない。
出ている樽を見て、これならいけるだろうと思って出せば、他の人はもっと大きい数字を出していて、樽の合計値をこえてたり。

「ちょっ!なんでそんな大きいカード出してるの!」

1人の失敗は客全員を道連れ。
まぁ、一番大きい数字の人だけマイナス点なので、いいといえばいいんですが、せっかくの得点チャンスが。

8回ほどやり、COQさんがぶっちぎりで規定値を達成したので終了。
一時は−13点だったトド吉にも負けてしまった私の堅実ぶり。
0点が2回もあるとやはりダメ。
こういうゲームは思い切りいかないとダメ・・・わかってはいるけれど、少しでも分け前の酒が欲しかったのでしたw
ダイスじゃなくて樽を振るというのもテーマに合っていて、雰囲気も良かったし盛り上がりました。