・カルカソンヌ−南洋−
 Carcassonne Sudsee(Hans im Gluck:2013)


カルカソンヌ南洋

カルカソンヌが今度は南国を舞台に様変わり。
ということで、早速トド吉と遊んでみました。

カルカソンヌと基本的なルールが同じなので、知っている人なら読まなくてもいい部分があるというのが良いところ。
南国ならではということで、島が出来ればバナナが手に入り、橋をつなげればホタテが手に入り、海では魚が手に入ります。
教会のかわりに市場。
囲むことが出来れば、場に出ている船を即座にもらえます。
そして得点。今までのような得点ボードで加算していくのと違って、手に入れたバナナ・ホタテ・魚を組み合わせて、得点となる船タイルを手に入れていきます。
そして使う自分の島民(ミープル)は4個。
早速ゲームスタートです。

SPONSORED LINK

序盤、トド吉が海重視でいくのを見て、私は島重視。
といっても、引いたタイルがそうだったから。
とりあえず島をつなげてはバナナを手に入れ、トド吉は海をつなげては魚を獲っています。
魚は何度も獲ることが出来、その都度一番多く魚が描かれている魚を小船でつぶしていきます。
何度も同じところから獲っていれば減ってはいくんですが、草原と同じで他の人に邪魔されないので安定の収穫。
けれど引くタイルは島ばかりの私。

ここは思い切って大きな島をつくってみよう!ということで、早速島民を配置。
あとは張り切ってつなぐだけ。
その間に、船を取るにはホタテも欲しいということで橋にも島民を置いて・・・とやっていたら、意外に手元に島民が残ってる。
ただ、それはその時だけ。
うっかり市場を引いてしまうと、そこに島民が塩漬け状態。
しかも周りを囲むのがかなり厄介。
そして、そろそろ魚も欲しいので海にも・・・となれば、あっという間に島民のストック切れ。
小さめの島でバナナを集めるのもいいけれど、バナナだけだと得点になかなか結びつかない。
期待できるのは大きな島だけ。

それでも海をほぼ捨てて、何とか大きな島を完成させて手に入れた9個のバナナ。
これでバナナは当分安泰。
そうこうしてるうちに、市場の周りが埋まって、場に出ていた船から6点を獲得。
これは大きい。
ホタテも少しずつ手に入ったところで、どんどん船にかえていきます。
あとは海。
いい海だと思えば、トド吉の養殖場(笑)とつながっていて、なかなか魚を獲れない。
仕方ないので、また新たに海をつくって少しばかりの魚を入手。
2回ほど魚を獲って、島民を海から引き上げ。
この頃になると、トド吉の養殖場はすでに魅力が薄れ、ストックの島民がないことで市場に置けなかったりしたので島民引き上げ。
手番で島民を置かなければ、手元に戻すというアクションがありがたい。
こうして出来上がった南洋の島々対決は、トド吉の勝利で終了したのでした。

今までのカルカソンヌに比べてしまうと、ちょっと物足りないかな?と思いますが、これはこれで楽しい。
何といっても、バナナ・ホタテ・魚の木のコマがいいし、得点が船タイルになっているので、間違って得点ボードを動かすこともない。
見た目的にはかなり新鮮です。
でも何となくペリカンベイを思い出してしまうのでしたw