・仮面の使者
 Masques(FFG/アークライト:2013)


仮面の使者

宮殿のパーティーを舞台に、アイテムやお金を取り合うカードゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

元々は2010年発売のIntrigoというゲーム。
確か国内で流通していたはず。
今年リメイクされたのと同時にアークライトから日本語版が発売されました。

ゲームは、宮殿に置かれたお金か物を挟むようにカードを配置していき、すべて配置したところで数比べをして勝ったほうが入手するという手軽なルール。
すべてのアイテムを1つずつ集めるか、1つのアイテムを4つ集めれば即勝利。
配置するカードは各プレイヤー色のカードに、今回は3人プレイだったのでダミーが規定枚数。
これをまず、ドラフトしながら手札をつくるところからはじまります。

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まずは最初の1枚を入手して、残りは隣りの人へ回す。
これを繰り返していって、手札が出来上がったらいざ勝負。
宮殿の場へ1枚ずつ配置していきます。
自分のカードばかり集めるわけじゃなく、むしろ他の人のカードを持って上手く使う。
最初は誰もアイテムを持っていないので、割とさくさく。
そしてすべてのカードが置かれたら、スタート位置から順番に数比べをしていきます。
高い数字ならアイテムorお金を入手、同数字ならお互い何ももらえません。
どんどん処理していって、あっという間にラウンド終了。
思ったより、かなり軽い感じ!
と思ったのは最初だけでした・・・。

ある程度お金やアイテムが集まってくると、誰がどのアイテムを集めているかを気にしながら、自分はどれが欲しいか悩むようになり、さらにお金で場中央に置かれた人物を雇って攻撃がはじまるので逆に長考気味に。
それと共に、最初のドラフトがかなり重要になり、それまで1枚くらいは自分のカードを手札に入れていたけれど、むしろ他の人の弱いカード集めに。
自分のが出されたら、アイテム挟んで反対側にこの弱いカードを・・・w

何ももらえないよりお金でももらったほうがいい!とお金をためこんでいたら、あっという間におのさんがアイテム4種類集めてリーチ状態。
ここで暗殺者を雇って、最後のアイテムを取りにきていたおのさんに死んでいただく。
人物は誰かが雇えば雇うほど値上がりしていくので、安いうちに。
私がきっちりお仕事したので、トド吉はお金を使わなくてすんだ状態。
でもまぁ・・・そりゃ目の前の人があと1つなら止めるよね。

その後、程なくしてトド吉と私もアイテムあと1個状態に。
ここからはもう牛歩。
自分が勝つにはどうするか、どのカードを残すか、お金をどのタイミングで取りにいくかなど、考えなきゃいけないことが多く、ついつい悩んでしまう。
そして、これで勝てるはず!と思ったら、トド吉がその手前でアイテム5種類集めて勝利。
裕福だったので、他の人を邪魔しながらの勝利でした。
暗殺者を雇おうと思ったけど、お金が足りず。残念。

正方形の小箱というか、手のひらサイズ。
プレイ時間も30分かからない程度、ルールがシンプルなのにかなり濃密なゲームでした。