ジェムクロックス

・ジェムクロックス
　Gem c'Rocks（高天原:2013）

宝石商人となって宝石などを競りで手に入れ、４人の人物に献上することで得点を獲得するゲームです。
いたるさん・トド吉・侍・私の４人でプレイ。

競りが好きな人向けと言っても過言ではないこのゲーム。
ひたすら競って競って競りまくるというか、競りしかありません。
もちろん、競りで入手した宝石を贈答品として完成させなければいけないのですが。
バガーと呼ばれるコマが移動していき、移動するたび競り。
競りは３種類。
握り競り・１周競り・競り上げ。
競りで３番目に入れれば、とりあえず何かはもらえます（４人プレイの場合）。
次に移動していく場所がわかるので、どこでがんばるか計画がたてやすいです。
ただし、競りに使ったお金は使用済みとして別途置いておきますが、手元に戻すには手数料的な感じで２枚をストックに戻します。
何枚使っていても戻す時はコイン２枚が手元から減るのです。
入手した宝石は衝立の後ろへ隠しておきます。
衝立の後ろには最終的な献上品となる贈答品用のカードを持っていて、それに合う宝石を入手出来るようにがんばるわけです。

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競りとなったら熱くならないわけがなく。
ゲーム開始時から白熱の競り展開。
男衆が熱い競りを展開している横で、今回はそれほど欲しい宝石でもないし・・・と早々におりてしまう私。
使ったコインを戻すタイミングも重要なので、みんなとずらしておくのも大切。
案の定、３回目の競りになる頃には、手持ちのコインが少なくなって寂しい競りに。
ここでコインの枚数に物言わせ、ちょっと多めの宝石入手。
競りで入手出来るのは宝石だけでなく、贈答品となるカードや特殊効果がある細工師カードを入手出来ます。
トド吉がとにかくいい細工師カードを入手してて、コインをストックから２枚もらうをちょこちょこ使ってました。
これで他の人よりコインが多くなるのだから、もちろん競りで有利に。
「いつ戻すか？」は常に意識しておかないと、いいタイミングを逃しがち。
でも忘れてしまうのも無駄に熱い競りのせいｗ

で、贈答品は各国へ１個ずつ献上すればいいと思っていた私は「なんでそんなにカードをほしがるんだろう？」と考えていました。
ゲーム終了時、各国へは何枚贈ってもいいと言われ悲鳴っをあげたわけですがｗｗ

ゲーム終盤になると、考えなしでコインを使いまくったおかげで競りが厳しくなってきます。
しかもある程度贈答品として揃っていれば問題ないけれど、１個だけ足りなかったり上手くいかない。
ここで欲しくなるのがカード。
でもカードが欲しくても宝石が欲しい人と一緒に競らなければならないという。
揃えることが出来ればコンプリートボーナス。

競りに次ぐ競りが終わりゲーム終了。
衝立をいっせいに取ってみれば、みんな結構贈答品持ってる。
そして、各国別に影響力を計算していきます。
これがあるから、出来ればコンプリートしておきたかったのです。
すべて計算し、勝ったのはトド吉。
やはり途中で２コインずつもらっていたのは強かった。

今まで高天原のゲームといえば、一部マニアにしか受けないだろう何ていうかえろい（notえっち）ゲームばかりでしたが、今回のゲームはひと味違いました。
というか正直驚いたｗ
ひたすら競りというか競りしかないけれど、競りが３種類あって、しかも使ったコインを手元に戻すために２枚ストックに戻すというのがいい。
これによって、終盤になる頃にはかなりぎりぎりというか唸ってました。
考えてコインを使わないと競りに参加できないことも。
同人というより、このままメーカーから出ててもおかしくない出来だと思いました。
作者本人は海外出張へ旅立ってしまったので、次回作がいつになるかはわからないけれど、次回も期待してしまいます。
ただし、箱絵のおっさんが悪かったのか、GM当日の売れ行きは悪かったらしいｗ

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