・プロスペリティ
 Prosperity(Ystari:2013)


プロスペリティ

環境汚染を食い止めながら電気を供給し、繁栄点を獲得していくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

ゲームを通して、自分のボードにタイルを置いて発電したり、その分環境が汚染されるので浄化できるタイルを置いたりしていくのが主目的。
環境汚染が進んでなければ、定期的に繁栄点が入ってきます。
この繁栄点が最終的に一番多ければ勝者になります。
このゲーム、イスタリだからだけでなく、作者がウィ・ウィル・フォック・ユーの人とクニツィアの連名だっていうのも気になったところ。
ルールもかなりシンプルで、言語依存はなし。
箱はちょっと大きめのイスタリサイズだけど、期待上々でプレイ開始。

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最初から個人ボードに描かれている建物で、スタート時は電気+1に環境−1でスタートです。
共通ボードとなる細長いボードは、左右に電力関係と環境関係に分かれていて、並ぶタイルが購入できるようになっています。
ただし、自分の研究レベルと同じなら$100で買えますが、高いレベルになればなるほど+$100ずつあがっていきます。
なので研究レベルを上げなきゃいけないけれど、なかなかそこまで手が回らない現実。

手番がきたら、まずタイル山の一番上のタイルを取ります。
ここで得点計算が入るんですが、何についての得点かはタイル運次第w
得点対象は白枠で囲われてるので、見ればすぐわかる親切設計。
次にアクション。
実行出来るのは2つで、収入を得るか・汚染ディスクを1枚除去するか・研究を1マス上げるか・タイルを購入するかの中から選びます。

序盤は収入もたいしたことないし、とりあえず手元にあるお金でタイルを購入。
そして収入UP。
$100が$200に増えるだけでも大違い。
1つ上の研究レベルタイルが買えるようになるんですから。

ところが、収入と電力重視でタイルを置いていったら、あっという間に環境汚染が進んで危険な状態。
周りを見たら、みんな(侍を除く)上手くやりくりしていて、得点計算で環境や電力で収入をもらったり得点をもらったりしています。
これはピンチ・・・
むしろ、環境汚染がすすみすぎて、得点をもらえる場所が汚染ディスクで埋まってしまっている。
ある程度収入が入るようになったし、そろそろ環境に気を配らないと・・・
ということで、金の力で高いレベルのタイル購入。
そのまま汚染ディスク3枚除去。
それを2回やり、何とかきれいなボードにw

その後は二度と環境を汚染しないように気を配りつつ電力を捨ててぎりぎりにしてみたら、逆にきれいすぎて収入が入ってくるように。
しかしこれでは勝てない。

「電気足りない!でも電気やると環境がー!」
割とちょくちょく悲鳴あげますw

見ればみんな研究レベルがそこそこ上がっていて、良いタイルを安く買っている。
私も研究レベル上げたいということで、早速タイルを研究に。
次のトド吉の手番で早速研究決算発生して大喜びw

割と今置いたタイルがすぐ得点計算という状況があり、これで手持ちの金が増えて楽だったこともありました。
そしてその頃、環境汚染が私と同じくらいだった侍は、汚染度がMAXまでいっていて、環境決算で1人何ももらえない子に。
確かそれを3回以上やっていたような・・・?
後から「手番でディスク除去すればいいんじゃ?」と言われ、「あぁ!」と悲鳴あげてましたw

タイルがなくなり最終手番。
最後はもう何やってもあまりかわらないので、お金温存。
研究も1位か2位になれなきゃ意味がないし、タイルを置くだけ置いたので割と満足。
COQさんとトド吉の一騎打ち状態になるも、序盤から電力を豊富な状態にしていたトド吉の勝利。

どっちかを重視すればいいというものでもないし、どの決算が出てくるか運なのもいい。
常に何がきても大丈夫なようにある程度配置しておけば問題ないけれど、序盤の苦しさが嘘のように後半は楽でした。
楽というか、若干消化試合(いいタイルが残ってないせい)な雰囲気が無きにしも非ず。
見ただけでわかるマークで統一というのもかなり良かったです。
遊んだ時は普通に「いいかも」だったんですが、後から考えると「よかったんじゃない」になって、また遊びたいと思いました。