・10のナイト
 Knight of 10(Brain Candy Games:2012)


10のナイト

自分のパイルを0にしないように気をつけながらカードを出し合っていき、金を取り合うゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

基本的なルールは、自分のパイルか相手のパイルにカードを出していき、合計数字を競い合うこと。
ただし、最低数値が0で最高数値は10です。
カードの中にはマイナスのカードもあり、使うことで相手の数値を減らしたり、自分の数値を調整するために使えます。
相手のパイルにカードを出すためには、自分のパイルに最低1枚カードが出てないと出せないので、最初の1手番目だけお互い攻撃が出来ません。
特殊カードも3種類あり、金の壷なら勝った時に得られる金に加算され、ドラゴンなら即終了で勝利だけどドラゴンに金を奪われます。
魔法使いなら自分の数値を10にすることが出来ます。

SPONSORED LINK

早速ゲームスタート。
イニシアチブを持っているのは私なので、とりあえずカードを1枚。

「じゃ、7出す」

トド吉は、同じ数字かそれ以上、もしくはパスです。
1のカードは特殊で1を出せばもう1枚出せるので、とりあえず1を出し、6をさらに出せれば同数値で手番プレイヤーが勝っていることに。
勝負がついたら金を獲得してカード補充。
スタート時見えている1枚を取るか、山札から1枚取るか。
負けたほうは2枚補充だけど、場に出ているカードを勝ったほうが取らなければそれプラス山札から1枚。

こんな感じでスムーズに進んでいけばいいけれど、時にはマイナスカードの押し付け合いになることも。
まずは1枚目を出し、お互いのパイルにカードが出てからがにらみ合い。

「じゃ、マイナス6のカードあげる。これでそっちは3」
「うーん。それじゃマイナス6あげる。これで同数値」
「えぇ!?じゃ、自分のパイルに1を出して、そっちにはマイナス2あげる」
「仕方ないから・・・ドラゴン!」

金の壷を使うタイミングが難しい。
必死に出していたのに、最後の最後で手札がきれて負けてしまい、トド吉が金を大量獲得。
お互い手札が枯れている状態なので、小刻みに勝負が片付いていきます。

「じゃ、4とか」
「・・・パス!」

「じゃ、6とか?」
「パス!」

ずっとパスし続けるトド吉。
勝っても1個ずつしか金を獲得できない私。
増え続けるトド吉の手札。
そして最後の勝負。
ある程度たまったカードを一気に放出するも、やはりカード枚数で勝てず。
最後もトド吉が金を持っていき、私の惨敗で終了。

これ面白いじゃないのw
古代ノルウェー人が遊んでいたゲームらしい(ルールに書かれてる)けれど、さくさくっと終わるし、手札の使い方でちゃんと悩むし、一度自分のパイルが0になると出せるカードが限られるのもいい。
ちょっと遊べるのにかなり戦略的で、満足度が高かったです。
ただしルールブックでは、やたらとノルウェー人を褒めてますw

・ゲームストアバネスト:10のナイト