・5つの村:チンクエ・テッレ
 Cinque Terre the five villages(Rio Grande:2013)


5つの街:チンク・テッレ

作物を収穫してトラックにのせ、5つの村に運んで売っていくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。


チンクエ・テッレ(イタリア語: Cinque Terre)は、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村を指す。険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られており、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコの世界遺産に登録されている。Wikipediaより)

ボードにはゲーム名でもあるチンクエ・テッレが描かれていて、村間をつなぎながら山にある収穫エリアまで1周出来るようになっています。
基本的には、収穫エリアで収穫してトラックに載せ、村へ売っていきます。
トラックには4個までしか作物を載せられない上に、1つの生産エリアで複数の農作物を収穫出来るので、どうせ収穫するなら一度に色々と・・・と考えてしまうのは仕方がないと思うのです。
トラックの荷台がいっぱいになったら村で売るんですが、各村はダイスの色で欲しい農作物、ダイス目が売ったら得られる収入になっています。
収入=得点なので、より高く収入を得るためには欲しがってる村へ運ぶ必要があるんですが、これが意外に上手くいかないというか、上手く収穫出来ないというかw
農作物は2:1交換が出来るので、何でもいいから2個あれば任意の物として使えます。

その他にオーダーカードを持っています。
オーダーはどの都市にどの野菜といった感じで指定されてるので、せっせと運んでそれをクリアすることでも収入が入ってきます。
ちまちま売るより断然お得な収入です。
というか、オーダーをクリアしていかないと勝てる見込みなしですw

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まずはゲーム開始時にもらうオーダーカードチェック。
自分が何をどこへ運ぶのか間違えないように・・・結局何度も間違えるんですけどねw

手番で出来ることは、収穫・移動・カードを1枚引く・農作物を売るのうち3つを実行していくだけ。
とはいえ最初は空っぽのトラックじゃ仕方がないので、まずは収穫へ。
収穫といっても、持っている手札を出すことでその野菜のキューブをトラックに載せるだけ。
カードがないと収穫できません。
この収穫エリア、欲しい農作物が1ヶ所で済めばいいけど、隣りの農作物も欲しいと収穫→移動→収穫で手番が終わってしまいます。
だから出来るだけ同じところで一気に収穫したい。
そうなると集めるのはカード。
このカードが・・・白とグレーが間違えやすいのです。
何度も間違えて、そのたび「それ違うよ?」と言われました。
間違えやすいようにわざとこうなってるとか・・・?

ともかく最初は手札があったので収穫して村で売ってほくほく。
でもカードはなくなるわけで。
「カード引く!」
「もう1回カード引く!」
「・・・カード引いて終わり」
こんな展開になりやすい。
自分で持っているオーダーはいいけど、共通の場に出ているオーダーは早い者勝ち。
狙っていれば当然先に取られたりするのであせる。
点差が開いたら縮められる自信がないw

収穫して売った農作物は、自分用のボードに並べていきます。
なので、収穫すら早い者勝ち。
序盤はどれも残ってるのでいいけれど、終盤は欲しくてももうないという状況に。
順調に収穫して売って、たまにオーダーを達成して得点を伸ばしていく私。
トド吉は中盤までおとなしい感じでした。
けれど後半、ある程度の村に農作物を売ってからが本番。
1個収穫して売ればオーダー達成という状況が出てきて、とにかく競争。
トラックいっぱいに・・・なんていうのは考えない。
とにかく先に!としか考えてなかったのに、あえなく1種類売り切れ。
2種類売り切れるとゲームが終わる!
いそげー!とばかりにトラックを走らせるも、トド吉が収穫して2種類目が売り切れ終了フラグ。
最後の手番はトラックの荷台にある野菜で何か出来ないかな?とチェックするも、1個足りずに達成出来ず。
結果、中盤までは割と差がついていたのに、逆転され終了。

くやしい・・・w

しかも終了後、トド吉が「あれ?もっと点差開くと思ったんだけどなー」とか言うので、さらにくやしいw

とてもシンプルなゲームだと思います。
やれることが4つのうち3つなので、収穫と売却を上手く回すのが大切。
収穫カードは場に出てるんですが、4枚トマトが並んだ時は吹きましたw
そういう時は山札から引くんですが、ピンポイントで欲しいカードがある時はいまいち。
結果、3回ともカードを引くだけで終わってしまうことも。
簡単そうに見えて、そうでもなく、楽しく遊べました。

ちなみに、箱絵にリオグランデTシャツを着て、手押し車を押しているイケメン(?)がいるんですが
ゲームにはまったく関係ありませんでしたw