・お姫様を助けるのは誰だ 2013年ドイツ年間キッズゲーム大賞
 Der verzauberte Turm(Drei Magier:2012)


お姫様を助けるのは誰だ

闇の魔法使いが隠した鍵を見つけ、お姫様を塔から助け出すゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

2人だったので、お互いに魔術師とロビンを交替しながら。
ダイスを振って塔を目指すすごろくっぽいゲームなのでルールは簡単。
ただし、塔の鍵がどこにあるか知ってるのは魔術師だけ。
ゲーム開始時、ロビンが見ないようにしてる間に、魔術師は穴に鍵を隠しておきます。
ロビンは鍵を見つけ出して塔を目指しますが、魔術師も追ってくるので、早く確実に鍵を見つけます。
といっても、ほぼ勘ですがw

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魔術師はイラストが描かれたダイス、ロビンは数字が描かれたダイスを持ち、一斉に振ります。
そして2個のダイスを確認し、イラストが青なら魔術師が先に移動します。
移動できる歩数は数字ダイスに描かれている分。
もちろんハンデとして、魔術師は箱の外からスタートします。
私はまずはロビンで。
どこにあるのかまったくわからないので、たまにトド吉の顔をちらちら見ながら移動します。
鍵が隠されている穴にくれば、磁石でコマにくっつく仕組み。
穴はタイルで塞がれているので、あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。
そのうち、魔術師がボード上に出現。
どうやって動いていくか観察しつつ、ある程度方角をしぼって急いでかけつける。

でも遅かった・・・

トド吉の魔術師コマがタイルの上にのると「カチッ」と何かがくっつく音。
そう鍵です。

「そんなところにあったのー!?」

鍵を手にしたトド吉は塔の鍵穴へ鍵を差込み・・・なんと一発で大当たり。
お姫様が塔からジャンプしてきました。
こういう光景見たことある・・・黒ひげ危機一髪www

悔しいのでもう1回!で今度は私が魔術師。
鍵を隠した穴を察知されないように、のんびり目的地に向かいます。
そしてそれを見たトド吉がダッシュでやってくるも、予想をはずしてくれたおかげで隣りのマスに。
(よし。このまま次は鍵を手に入れる)
そう思ったのもつかの間、「歩数あるからついでにこっちも覗いていこうっと」とまさかの鍵発見。
やられたwww
しかし今度は塔からお姫様は飛び出さず。
気を取り直して再び鍵を隠し、今度は私が鍵を手に入れ、塔の鍵穴を選びます。
そして「ここにする!」と鍵を差し込んだら、お姫様が見事なジャンプを披露してくれました。

でもよく考えたら、お互いにロビンでは成功していないというw

5歳以上が対象なので、ちょっと物足りない感はあります。
あとお姫様が一度飛び出してしまうと、はずしてもう一度セットしなければいけないのがちょっと面倒。
それでも、鍵を取れた時の「カチッ」という音や飛び出してくるお姫様は楽しくて笑いが止まらず。
「お姫様を助けるのは誰だ」というよりも「飛び出せお姫様」に感じて仕方がない、黒ひげ危機一髪でしたw