・アリマア
 Arimaa(Z-man:2009)


アリマア

自分のコマを動かしていき、相手の陣地に自分のウサギを送り込むゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

見た目がチェスっぽくて敬遠したんですが、チェス独特の動き方はないということで。
それぞれ同じ数のコマを持っていて、コマは前後左右に1歩動きます。
他のコマを飛び越したり出来ない上に、ウサギだけは後退できません。
目的は、相手側にウサギを到達させるか、相手のウサギをすべて落とし穴に落としてしまうか。
とてもシンプル。
動物たちには強さの順序があって、大きい動物は小さい動物を押したり引いたり出来ます。
強さの順番はこちら。
コマ一覧

左から大きい順に、ゾウ、ラクダ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギです。

せっかく落とし穴があるんだから使わないと!ということでゲーム開始。
まずゾウを動かして相手のラクダに備えて、ウサギも少し動かしたいからネコを動かして・・・と、自分の頭の中で描いた通りに動かしていきます。
コマをちょっと前に出したり、慌てて後退させたりしながら、ウサギを残すことに一生懸命。
あまりにも一生懸命すぎて、ボードの半分から左側ばかり注視していた私に

「ねぇ、それでいいの?もう到達しちゃったんだけど」

慌ててボード右側を見てみると、なんとトド吉のウサギがががが。
まったく気付かなかったという。
夢中になって自分の理想ばかり追ったら、目が届きませんでしたという何とも言えない展開。
あまりにもアホらしいプレイを見せ付けておきながら、悔しいので再戦。
今度はボード全体を常に見るように気をつけながら。

あまり前に出ずに、ウマだけを前進。
トド吉はイヌを前に出してきながら、ネコも同時に動いてきてる。
同時に両側は見れないので、とりあえず右側はイヌで防御しつつ、ゾウをまっすぐ前進。
このゾウがなかなかの働きをしてくれて、トド吉のコマを片っ端から落とし穴に落としていく。
ある程度通り道が出来たところで、ウサギ出動。
ダミーのウサギも同時に動かし、周りをラクダでカバー。
ウサギは多いので、多少落とされても1匹たどり着けばいいのです。
でもそこで忘れていたのがフリーズ。
自分より強い相手のコマが隣りにいると、動けなくなってしまうのです。
あっという間に落とし穴へ。
やられてばかりではいられないので、私もゾウを使ってピンポイントでトド吉のネコをフリーズ。
長引いてくると、かなり熱い戦いになってきます。
私のウサギがゴール目前でウロウロしているうちに、トド吉のウサギもこちらへ突進。
数えたら1歩早く私のウサギが到達しそうだったので、そのまま逃げ切り。
最初と違っていい勝負でしたw

何といっても落とし穴がいい感じです。
いくら押したり引いたりできても、落とし穴に落とすために回り込んでると、他の場所で自分のコマが落とされていたり。
上手く動けないのをどう動かすか考えるのも楽しい。
欠点は、コマがわかりにくいところ。
普段からチェスをやったりしている人にはわかりやすいのかも知れないけど、私にはちょっと無理。
自分のコマの背中だけを見ているので、背中に「ゾウ」とか書いておきたいくらい。
ウサギだけは耳があるのでわかりやすい。
特にウマとラクダは離れているとどっちがどっちだか見分けが難しかったですw

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