・中央市場
 Central Market(Brain Games:2012)


中央市場
限られた条件の中で自分の野菜を高く売り、得点を獲得していくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

ゲームの流れとしては、ランダムで配られた野菜たちを出来るだけ高く売り、ラウンド終了時の所持金額で得点が入ります。
最終的に得点の高い人が勝つのです。

配られる野菜は4枚のカード。
ここに野菜のイラストと数が描かれています。
ニンジンのイラストで4なら、ニンジンが4個という意味。
そして野菜を売ります。
売る場合、最初だけスタートプレイヤーはランダムというか最近市場で買い物をした人ですが、1ラウンド目以降は常に得点の一番低い人がスタートプレイヤーに。

スタートプレイヤーは、競りにかける野菜を選び宣言。
その後、いくらで売るかを価格表の値段のところにトークンを配置します。
売る数や売る野菜のカードはまだ内緒。
次のプレイヤーから順に、その野菜を売りたければ現在の値段より低い値段にトークンを置きます。
これを全員がパスするか競りから抜けるまで続けるので、みんなが売りたい野菜で競りをはじめるとどんどん値下がりします。
正直、その値段じゃ売りたくないと思っても、ラウンド中にそれぞれの野菜の競りは一度しか出来ないのです。
涙を流して安値で売りさばくか、抜けるか。
市場で売れる野菜の重量は決まっていて、どの野菜も10キロまで。
つまり数字の合計が10までなので、高く売りたくてがんばっていても、安く売り抜ける人が多く売ってしまうと結局売れずに終わるという。
だからこそ、どうしても売りたければ値段がどんどん下がるのです。
それとは別に各プレイヤーにも重量制限があり、ラウンド中10キロまで。
やっと自分が野菜を選べる時がきて多く売れそうでも、自分の重量制限に引っかかってしまうことも。
最初に売る野菜が決まると、とりあえず9で値付けしてもあっという間に下がってしまう。
そこそこの高値で売れるわけがないというか、他の人が持ってない野菜なんてあるのか・・・?
特殊効果のあるカードを3枚持っているので、
「あ、これナスなんだ」とニンジンを売ったり、「それ腐ってるよ」と他の人を攻撃したり。
そんな状態のまま6ラウンド終了し、最後のラウンド。
最後のラウンドは、今までのラウンド終了時に残しておいたカードを使って最後の競り。
最終的な勝者は侍でした。

この会社のゲーム、どれもシステムとしては普通なんですよね。
でもなぜか盛り上がりに欠けるというか。
値付けがどれくらい強気かなんて読み合いもあったりすると思う・・・たぶん。
どれも似たり寄ったりと言えばそうなので、あとは好みの問題でw

ただまぁ、この中央市場。
スタートプレイヤーが最下位の人というのが、実はものすごく不利。
最初に売る野菜を決められるといっても、値下がりは必須。
今回、ほとんどCOQさんがスタートプレイヤーだったこともあり、その前手番の侍がかなり有利な展開でした。
9でつけても次に回ってくる頃には5の値付けをしなければいけない。
絶対に値下がりしないということは不可能(この時は一度もなかった)だと思うので、むしろトップの人がスタートプレイヤーをやればいいのでは?と思ったり。

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