・ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師
 Divinare(Asmodee:2012)


ディヴィナーレ
他の人がどのカードを持っているか予想しつつ、上手くカードを出して得点を獲得していくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

ロンドンで開催されている霊媒師の熱い戦いに勝利して賞金を手にする!というテーマのゲーム。
カードや場となる4種類の占いのボード(?)の雰囲気がとてもいい。
ゲームのルールはいたってシンプルで、手札から占いカードを1枚出して、その占いボードにある自分のマークを動かすだけ。
それなのに、かなり悩ましい予想ゲームでした。

占いは4種類。
手相占い・紅茶占い・水晶占い・星占いで、カードもそれに対応してます。
シャッフルしたカードから手札を6枚ずつ持ち、この中からゲームで使われているカードはどの種類が何枚あるか予想します。
予想するというのは、自分が出したカードの占いに置いてある自分のトークンを動かすことです。
カードを出してトークンを動かすのは強制というか絶対やるアクションなので、トークンを数字のマスに置くか中央に戻すか。
全員の手札がなくなったら得点計算で、その時使われた枚数と同じ数字のマスに自分のトークンがあれば3点。
隣りのマスにいれば1点、これ以外の数字に置いていたら−1点。
マークがついているマスなら、報酬も多くなりますが、マイナス得点でもしっかり増やされてしまうという。
これを4ラウンド行い、最終的に得点が高い人が勝者になるわけです。
勝者というか、最強の霊媒師w

どうやって予想するかといえば、このゲームの特徴というか、2周まわるたびに残っている手札から決められた枚数を右隣りの人に渡します。
これによって、自分は左隣りの人からカードをもらうので、持っている情報が増えます。
4人プレイだったので最初の手札は6枚。
まず6枚のうち3枚を右隣りの人に渡して、自分は左隣りの人から3枚もらいます。
この時点で9枚の情報を握ったことになります。
その後もプレイ人数に応じてカード渡しをやっていくので、かなりの情報が拾えることになります。
もっともゲームがはじまる前に12枚のカードが除外されているので、そのあたりに若干ランダム性が。

実際プレイしてみると、かなり悩ましいw
カードを出してトークンを必ず動かさなければいけないので、残してたカードのせいで泣く泣く中央に戻す結果になるとか。
ぴったり当てることが無理なら、いっそ隣りのマスで1点を狙うとか。
序盤に大きくはずしてマイナスばかりもらっていた私。何となく勘がつかめなかったというかw
カードを渡すということは、自分が入りたいマスをどいてもらうことも出来ることに気付く。
しかもカードでブラフをかけられるので、最強の霊媒師になるということは、相手を蹴落とすことなのか!と勝手に理解w
わかってくると面白くなってきます。
誰がどのくらい持っているか予想を当てることより、どのカードを最後に残すかが重要。
絶対の自信を持ってトークンを置いてるのを見ると、余計に意地悪して最後に出したくなるわけですw

ゲームはトド吉とCOQさんの同点勝利。
同点だった時の処理が書いてなかったので、2人が最強の霊媒師ということで賞金1000ポンドを獲得したはずw
ちなみに、大失点をやらかした私でも、最終的にはトップと1点差まで取り戻せました。
逆転のチャンスがあるところもいい。
カードを出してトークンを動かすだけで、プレイ時間も30分程度なのに、かなり濃厚なプレイ感を味わえました。


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