・シャキーン!
 TSCHAK!(GameWorks:2011)


シャキーン
塔を巡り宝物を集めていくカードゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

セベクを出したメーカーということで気にはなっていたんですが、なかなかプレイまで到達しなかったところ、COQさんがインスト付きで持ち込んでくれましたw

「カードを出します。出し方はここに表示されている通りで・・・」

ボードとなる塔の中央に描かれている親切設計。

「カードの数字が大きい人がこれを取ります。小さい人がこっちです。同点処理は・・・」

ここまでは、よくあるゲームかぁなんて、興味半分な感じだったんですが、次の一言で目の色変わりました。

「そして、今使った手札すべてを隣りの人に渡します」
「おぉ!?」

とりあえずテンションが一気に上がったのは言うまでもなく。
どこにスイッチがあったのかわからないけれど、何となく。
使ったカードセットを次の人に渡して、を繰り返していくこと4回がヒットしたみたいでw
全員が同じカードセットを1回ずつ使うのはかなり平等な感じ。
若干テンション高めになりつつ、ゲームスタート。
もらった手札を見ると、何とも微妙な数字が並んでいる。
ということは、当然他の人は高い数字のカードを持っているわけで。
カードに描かれている戦士やドワーフは強さの順番が決まっていて、数字が同じだった場合の同点処理として一覧になっています。
弱いカードばかりなので、とりあえず何となくでカード出し開始。
塔の1階部分は1枚ずつ出して一斉にオープンなので、まだまだ余裕も。
2階部分は1枚、2枚、2枚、3階部分になると3枚同時出し。
こうなると、弱いカードはごまかせるように3階まで温存しておきつつ、むしろ弱いカードばかりなのを悟られないようにするか、と考えてみる。
3を出してその場をしのぎ、最低にも最高にもなれないというのが重要。
髑髏マークのモンスターは受け取りたくないw
塔の最上階まで冒険が終わった後に残る1枚のカード。
これを最後に一斉出しして、数字の大きい人から金貨をもらえるんですが、一番弱い人は何ももらえないのです。

シンプルなカード出しといえばそうなんですが、その駆け引きが熱いw
最初はお互いの手札を知らないけれど、使ってるうちにわかってくるし、しかも自分のところにもそのカードセットがやってくるのです。
回ってきた手札を見て、見たことない数字に歓喜の声をあげたり、私の最初の手札がまわっていった先にがっかり感が漂ってきたり、悲喜こもごもw
カウンティングしてしまえば、最後に何を出してくるとか予想できるんでしょうが、そこは冒険ということで勢い。
他の人が使うと違った出し方をしてくるし、それを見ているのも楽しいです。

4つの塔を巡り、一番宝物や金貨を集めたのはCOQさん。
髑髏マークのマイナス点がかなり痛いw
淡々とカードを出していくけれど、それがオープンになった時の悲鳴やら歓喜やらが面白いゲームです。
4人だと実質4回遊べて30分以内、ルールもわかりやすいので、1ゲーム遊んだだけで満足感が高かったです。

SPONSORED LINK