・バロウズ
 Burrows(Z-man Gmaes:2010)


バロウズ
タイルをつなげてホリネズミの飼育地をつくり、観光客からの苦情を避けるゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

観光客がホリネズミ目当てでやってくるのにあわせ、自分の飼育地で観光客が目的としてるホリネズミを飼育しなければ苦情がきます。
この苦情を出来るだけ少なくすべての観光客を満足させるのが目的。
ツアーの日程はゲーム開始時に決まっているので、それを意識しつつ、ホリネズミの飼育地を広げていきます。
ゲームスタート時に受け取るプレイヤーボードには、2匹(2色)のホリネズミが描かれています。
ここにホリネズミのコマを置いてゲームスタート。

飼育地はタイルをつなげることで広げていきます。
タイルには巣穴をつなぐトンネルとホリネズミの巣、そして観光客が1マス進むマークが描かれています。
トンネルをつなげていき、他の人より長くつなげて両端に巣をつけることで完成。
この時、観光客が進むマークがあれば、バスが1歩進みます。
これが到着すると得点計算というか、観光客の不満度チェックになるわけです。
ホリネズミのコマは各色2個ずつなので、3人プレイだと誰か1人が飼育できなくて、その時その色のホリネズミ目当てできた観光客からブーイングされるという感じです。
それを回避するには、今ホリネズミを飼育している人より大きい巣穴を作ることで、ホリネズミがやってくるのです。
仁義なきホリネズミの取り合い。
最初の2ラウンドは観光客がこないので、その間に3ラウンド目に来る観光客に備えます。
どうやら紫のホリネズミを見にくるらしい。
でも4ラウンド目は赤とオレンジ。
それを見越して、タイルをキープしておくこともできます。
とはいえ、序盤はまずホリネズミを巣穴に置かなくては!ということで、せっせとトンネルつなげてホリネズミを配置。
誰かが配置してしまうと、その長さを上回らなければいけないので、さっさと配置w
それと同時にオレンジの巣穴もつくってホリネズミも呼ぶ。
そして、観光客が進んでくるマークがついているタイルを率先して配置し、他の人に観光客の不満を受け取ってもらう。
うん。いい調子。
おのさんとトド吉がもたついている間に、作れるだけの長さで巣穴を完成させ、ホリネズミを3色とも置くことができ、最初の苦情は回避。
特に6以上の巣穴が作れると、当分はホリネズミを奪われないので安心。
その間にも、他の2人はホリネズミの取り合いをしてましたw

序盤から中盤まで、正直「そんなに苦しくないな」なんて思っていました。
いや、思っていた時もありました。
きつかったのは後半。
タイルの出方にもよりますが、トンネル部分ばかりで巣穴がない。
あっても欲しい色じゃないという。
どんどんつながっていくトンネル。閉じたいけど閉じれない。
そうこうしてるうちに観光客がやってくる。
3色とも揃えるのは無理とわかり、とりあえず2色だけでも!と大きな巣穴完成。
後半になると、観光客の不満度が多くなるので、たった1回の苦情が痛すぎるw
「ここで紫の巣穴がくればかてる!」なんて叫んでも、場に出てくるのはトンネルだけとか。
出ているタイルすべてが、観光客がやってくるマークがついていて、頼みもしないのに来てしまうという、割と非情な展開に。
序盤ののんびりしたイメージが吹き飛びますw

最終の観光客がやってきたことで、間に合わなかった色の不満を受け取ることになったけれど、ぎりぎり1点差で不満が少なかった私の勝利。
タイル運も大切だけど、タイミングも大切。
自分が有利な時は観光客に来てもらいたいし、でももう少し待って!と思う時は他の人が観光客を来させてしまうし。
見た目の派手さはないけれど、手軽なのに面白いゲームでした。
プレイ時間も30分程度とあっさりした感じだし、かなり好印象です。

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