・江戸
 Edo(Queen Games:2012)


江戸
大名となり、江戸に屋敷や砦、商館を建てて、権力ポイントを増やしていくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

舞台が江戸なので、ボードの中央は江戸城。
プレイヤーは国元から江戸へ武士を派遣します。
その江戸詰武士と国元(手元)に残っている武士たちを移動させたりしながら、建築したり、建築に必要な材料を集めたりします。
各村には建設場所が決まっていて、同じ建物なら先に建てたほうが高い収入をもらえます。
せっせと建物を建てて、江戸を城下町として栄えさせるって考えれば何となく雰囲気はわかるかなぁと。
ただまぁ、ボードのイラストには江戸っぽさはない気がします。
浪人と砦を置く場所が「日本 徳川家康」って書いてあったりする程度です。

ゲームの流れは、一斉にやりたいアクションを選択して国元武士を配置したら、順番にアクションを実行。
そして、江戸詰武士たちに食料を与えたら、建物を建てた村から収入が入ります。
これを繰りかえしていって、誰かの権力ポイントが12になるか、交易カードの山札がなくなっていればゲーム終了です。

手順は簡単なのに、一番悩ましく失敗して悲鳴を上げ続けたのがアクションの選択。
最初に持っているタイルは全員同じで4種類のアクションが描かれています。
ゲームが進めば、より効果が強いけれど2つしかアクションが描かれていないタイルを購入することができます。
この4つ描かれたタイル3枚が悩ましい。
しかもアクションを実行するには、1回につき国元武士1人が必要なのです。
あっち取ればこっち取れずなので、ある程度先の順序まで考えてやっていかないと、色々足りないという事態に。
まさに私がそれで、序盤というか第1ラウンドは効率良く並べることができませんでした。

ボード上には資源が取れる場所があり、1人でいれば大量取得、2人になれば減るという感じになっています。
ここへトド吉が早々に入り込んだけれど、江戸詰武士を増やせず邪魔も出来ない。
しかも、色々と勘違いしていたので、悲鳴をあげるだけw
プレイヤーが持っている武士コマは数が決まっているので、江戸詰武士にしてしまうと足りない。
そこで使えるのが浪人。
浪人を雇えば、アクション実行用として使えます。
もっとも、そうなると江戸詰武士が多くて、食料に泣くんですがw
ある程度流れを決められたら、あとは食料を1人でがっぽりもらってるトド吉の邪魔を。
でも食料があればいいというわけではなく、必要なのは建築資材。
必要な資材をもらうために移動、そして2人とも同じことを考えて、少ししかもらえないw
こうなると「あっちがどいたら私もどく」的な流れになってしまい、余計に江戸詰武士を圧迫。
食料が足りなければ江戸から国元へ戻る(ボードから除去される)んですが、そうなるともう一度江戸詰にしなきゃいけないので、アクションを無駄にするような気がして出来ないのです。

建物を1軒建てると資材が足りないので、またしても移動して資材取得。
意外と高い建築コスト。移動1歩1金が安く見えます。
とてもじゃないけど、商館まで手が届かない・・・と思っていたら、いつの間にかトド吉が商館建設。
しかもその村は、私が今まで収入をがっぽりもらっていたのに、商館を建てられたせいで少ない収入にw
悔しいので、トド吉が建てた村まで移動して、私も商館を・・・と思ったら資材が足りない!
仕方ないので普通に屋敷を建てるも、あまり邪魔になってない。
どうしても、1ラウンド目の失策が響いていて上手く立ち回れないし、常に後手に回ってしまっている。
やっと勘をつかんでくる頃には、交易カードの残数がないという。
結局、そのまま大差で敗北。

最初は微妙な感じで、また合わないのかなぁと思っていましたが、ある程度わかってくると俄然楽しくなってきます。じわじわと来るというか。
もう何回か遊んでみたいところです。

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