・テネリフェ
 Teneriffa(Holstein Spiele:2011)


テネリフェ
テネリフェ島を発展させていくゲームです。
おりかさん・トド吉・私の3人でプレイ。

このゲーム箱が薄いです。一時期のAbacusみたい。これがかなり好印象w
ボードも見た目が良くてで大きくなく(でも横長)、要素も多くないので色々書き込まれてなくてきれいです。
ルールはとてもシンプルで、毎ラウンド決められた都市に対してアクションを実行していきます。
ボード上にある6つの都市に対してアクションを実行し、7つ目のラ・ラグーナは最後に市庁舎を建てます。
アクションは各自持っている人物タイルで何をやりたいか選び、1枚ずつ裏向きで1から9(今回は3人だったので9まで)の好きな場所に配置します。
置いた人物タイルは1から順番に処理していきます。
石工だったら家を建て、農民は農作物を収穫し、泥棒は自分の前に置かれた職業の能力を盗みます。
そう。気をつけなければいけないのが泥棒で、自分が石工、商人、輸出業者のタイルを置いた後ろに泥棒が置かれていると、何も出来ずに終わってしまいます。
輸出業者と商人は先着順でしか実行できないので、泥棒対策大切。
しかも泥棒が石工のアクションを盗んだなら、該当する都市ではなく隣りの都市に家を建てられるのです。
家を建てられる数には上限があるので、出来るだけ泥棒を避けたいところ。
そのあたりの読み合いが楽しいゲームでした。

まずは最初の都市を決めるために、都市カードの山札の一番上をオープンにしてから。
何軒家が建つのかチェックw
そして、まずは家を建てなければ得点に結びつかないということで、全員が石工。
空き地も充分なので安心。と思っているのも1人目の石工を置いた時だけ。
石工のタイルは2枚ずつ持っているのですw
こうなってくると泥棒の出番です。
でも、どう考えても泥棒だろうなぁと思ったら、その後ろに自分の泥棒を置けば安心。
泥棒を泥棒で相殺というか、自分の石工を守ったということで家が建てられます。
タイルをオープンにする時が一番楽しみだったりします。
「ちょっ!またきた泥棒!」
「かわりに家を建てさせていただきます(・∀・)」
「そうはさせないけどね!」
「うわ!泥棒の泥棒だ!」

この泥棒合戦は、ラウンドが進むごとにどんどんひどく・・・w
タイルを置く時には好きな数字の場所に置けるので、9に置けば安心。
でもそれまで空き地が残ってるかわからないのが小さい都市。
家を建てただけでは足りず、農民で農作物を収穫し、輸出業者で売りさばいて得点にかえます。
家が建った都市は商人を歩かせ、自分以外の家を得点にかえたりと得点源はあるんですが、選べるのは1ラウンドにタイル3枚だけ。
そのうち、トド吉と私が泥棒でやりあってる中、ノーマークになったおりかさんが1人堅実に農作物を売ったり家を建てたりして得点を獲得。
空いてる土地がなくなってくると、泥棒が成功すれば家を建てられるのがラ・ラグーナ。
これは最終的な得点にもからんでくるので逃すわけには行かず。
でも当然邪魔されるわけで。
これでタイルを無駄遣いしてる気がして仕方ないけれど、黙ってアクションできない人になるよりはましなのですw
最後の市庁舎建築も離して建築してしまったトド吉を除いて順当な出来上がり。
そのまま逃げ切る形でおりかさんの勝利で終了。

ルールはシンプルなのに、プレイヤー同士のからみがあるので面白いです。
置かれたカードが何なのか悩みつつなので、適度に考えながら自分も・・・という感じに。
泥棒の後ろに泥棒を上手く配置できた時の喜びは、かなりのものでしたw

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