・アクイレイア
 Aquileia(Zoch:2011)


アクイレイア
ローマ帝国第2の都市の裕福な市民となって、活動によってポイントを獲得していくゲームです。
はるさん・COQさん・トド吉・侍・私の5人でプレイ。

ゲームは6ラウンド。
大きめのボードには、プレイヤーが自分のコマを配置出来る建物などがエリア別に描かれています。
ゲームの流れはいたってシンプルで、手番がきたら自分のコマ(使用人)1個をやりたいアクションのところに置いていくだけ。
全員が置いたら、順番に処理していきます。
このゲームの特徴は、お金の両替ができないこと。
両替は市場の「PECUNIA」にコマを置くことで出来ることはできるんですが、先着1名様w
しかも建物を建てたり、奴隷を得るときなどに支払うお金は、ボードに描かれているものと同じものを。
銅貨2枚を金貨で払うとか、そういうことが一切出来ないのです。
コマを全部置かなくてもよくて、パスが出来るんですが、タイブレークのところには必ず紋章を置かなくてはいけません。
これが闘技場や競馬場での同点処理に使われるからです。
スタートプレイヤーもここで取れます。

こういうゲームは収入が重要だと思い、スタートから収入重視。
重視といっても銀行を建てたりするんじゃなく、単にダイス振って出た目のお金をもらえる「DOLUS」にコマを置くだけw
トド吉は青いダイス(闘技場や競馬場で攻撃力や馬の力に+できる)を早々に取りにいく。
侍はカード集めにいき、はるさんとCOQさんは「後手番つらい」コールwww
コマは1個ずつ置いていくので、スタートプレイヤーと同点処理で勝つためにタイブレークに紋章も忘れずに。
収入重視なので、劇場にコマもしっかり置いておく。
カードを競りしたいだけなんだけど、収入も入ってくるし割とお得。
細かく勝利点を獲得できるようになっていて、建築の順番も好きなところにコマを置いていくんですが、建物を建てた瞬間、得点が入るものや、建物が2個建てられるなど、先に建てればいいというものでもなく。
建物を建てたら活動させることで、銀行などから収入が入ったりするんですが、何せ使用人は5個なので、あれもこれもは足りず。
しかも活動させるには、泥棒にコストとして支払うお金を盗まれるリスクもあります。
後半はこの泥棒と建物の活動が熱くて、見ているほうは楽しかったです。
闘技場では先着3コマまでが戦えて、競馬場は先着6コマまでが参加できます。
それぞれ、置いたマスの戦力に、順番に振ったダイス目を足して、さらにカードを持っていればカードの戦力を足すことができます。
このダイス振りが面白い。
3個も振れば1個ぐらい自分の望む色が出るかと思いきや、まったく出ない人が1人。
はるさんw
競馬場で金の陣営にコマを置こうが、銀の陣営にコマを置こうが、ダイス目がまったくいうことをきかず1つも目が出ないw
ある意味すごい確率。
闘技場は銅の目が戦力に足されるんですが、ここでもはるさんはダイス目が言うことをきかず。
結局、建物を建てて活動させることに注力していたようなw
ゲームは建物で得点を獲得していたはるさんと競馬と剣闘士に注力していたトド吉の同点勝利。
トップが同点だった場合の処理が書いてなかったので、仲良く勝利を分かち合う形で終了。

ちょっと残念だなと思ったのが、後半は飽きるというか処理的になってしまうところ。
きっちり出来ているドイツゲームという感じなので、コマを置いて処理してという処理感が強くなり、楽しむのはダイスを振るところだけになってしまった感がしないでもなかったり。
5人じゃなくて、もっと少ない人数のほうがいいのかも気になるところ。

・メビウスおやじ:アクイレイア

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