・魚市場
 Frutti di mare(Piatnik:2009)


魚市場
魚市場の5つの店に魚を上手に売って、得点を獲得していく手軽なカードゲームです。
例会にて、トド吉・侍・私の3人でプレイして、何だか地味に面白かったので、
後日、おのさん・トド吉・私の3人でもプレイしてみました。

魚市場の店は0・10・20・30・50になっています。
プレイヤーがその店に魚を売れば価値が上がります。
ただし上がりすぎて50より上がると逆に0になります。
カードが1枚出されて1つ売られると、1つ価値が上がるので、上がったと思ったら次の瞬間落とされたりします。
手札は全員7枚。
無理に売らなくても、残った手札を全部公開し「営業終了」して、以降ラウンド中パス扱いにすることも可能です。
これをラウンドごとに計算して3ラウンドプレイし、最終的な獲得得点を競うのです。
こういうゲームは、カードを出す時の一言が面白いのです。

「牡蠣はもっと高いと思うんです」

「いやいや。たこもなかなかですよ」

「ムール貝はがんばれば出来る子!」

いつの間にか口々に何かを言いながらカードを出していきます。
自分が上げたくても他の人が落としてくるので、いかに上手にカードを使って、安定したところで営業終了するか、最後までカードを出し続けるかが面白い。
ラウンドが終わってみると、思ってた以上に狙っていた種類のカードを持っていなかったり、
営業終了した後に価値を下げられたりと、笑い声と悲鳴が交互で盛り上がりました。
こういうゲームはシンプルなのでノリが大切。
無言でカードを出すよりは、何か一言つけて盛り上げていったほうが面白いです。
プレイ時間も短いので、軽く遊べて満足なゲームでした。


・ゲームストア・バネスト:魚市場

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