ふうかのボードゲーム日記

4

・ラクシャク
 Ruk-Shuk(Zabazoo Corporation:2006)


ラクシャク

箱絵を見たまんま、石を積み上げていくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

今回は初めてということで、オプションルールはなしで。
ゲームのはじめに、お互い袋の中から石を取ります。
7個ですが、引いてくるのでもちろん完全ランダム。
ゲーム開始と同時にカードをめくり、中央に置いたら砂時計スタート。
出来るだけ崩さないように、石を積み重ねていきます。
カードには得点の場所に指定した色の石が置けたら、得点が2倍になったり3倍になったりと書かれています。
でも最初に袋から引いてこなかったら無理ですが(笑

この石を積み上げていくだけが楽しいんです。
高得点の石は形もひどいので、なかなか積みあがりません。
でも積めた時の満足感が倍増です。
夢中になっていると、砂時計が落ちきっているのに気付かないという(苦笑
しかもカード通りに積まないと、どんなに上に重ねても合っているところまでしか得点にならないのです。
出来上がった後は、できるだけテーブルを揺らさないようにして急いで得点計算。
正直、カード通りに積めると得点はどうでもよくなります(笑
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4

・チキンハント
 Huhnerjagd(W&L Spielspass:2001)


チキンハント

プレイヤーはニワトリです。
鳥小屋から逃げ出して、せっせと逃げていきます。
農夫が追いかけてくるのをかわして、無事に逃げ切ることができるでしょうか?
定例会でトド吉・哲・私の3人でプレイ。

ボードを見た時に色すごろくだなぁと思いつつも、おのさんのレポートで競ると書いてあったのを思い出す。
ダイスを振った当人も競り落とさなければ前に進めないのです。
ダイスはカラーと白黒があります。
黒だとその目を出した人は、泣きながら餌を捨てて黒いマスまで戻ります。
そのほかの人は白いマスまで進みます。
黒以外はすべて競りで進んでいきます。

開始早々、なぜか私とトド吉がバッティングしまくり。
常に2人がバッティングするので、哲だけが進んでしまう展開に。
1位の人は進めるけど、2位は進めない。
そして、使った餌をビリの人がもらえるんですが、ビリがバッティングするという3人プレイならではの展開。
この連続バッティングでかなりげんなり。
しかも、3人でビリが2人だった場合、もしかして1位は餌を使わずに進めるんじゃないか?という話になり
確かにバッティングした人たちは、その時点で何もできないので、逆に一番握った人が有利の展開に。

しかし、いつまでもバッティングはしていられない!と思ったら
今度は私がいつまでもビリに(笑
餌をためてから使おうと思うも、そんなにマスがないので、あっという間に半分くらい差をつけられてしまう。
急いで持っている餌を使って追いつこうとするも、ぎりぎりのところでかわされ、
しかも餌を手に入れた哲がそのままゴール。
私は農夫につかまって、鳥小屋に入れられてしまいました(笑

単純なゲームだけれど、競りがあるだけで熱いです。
でもこれは4人でプレイした方が面白さ倍増かも。


・Table Games in the World:チキンハント
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3

・ヴァルドラ
 Valdora(Abacus:2009)


ヴァルドラ

定例会に持ち込み、二度目のプレイ。インストは私が担当しました。
詳しい内容は前回書いたので省略します。
トド吉・哲・私の3人でプレイ。

今回は前回なかった展開が見れました。
開始早々から、トド吉と哲が装備品より契約書重視に走ってしまう展開。
3枚まで持てるなら、ぎりぎりまで先におさえておくという感じになっていました。
私は誰もいないお城で装備品を楽に装備できることに(笑
ある程度揃ったところで、早速宝石を拾いに出てみると、なぜか全員が同じ方向を向いていて、一部だけが混雑。
とにかく職人を雇って工房を開くことに専念して2つほど開く。
哲が赤い職人で工房を開くも、なぜかそこからひたすらルビーを運び出す。
ここで何かが変わってしまったような展開に。
赤い契約書を買い占めたい哲は、ひたすら買い続けていく。
そしてルビーを運び、+10を取り続ける。
そして赤い契約書がなくなると、先に工房を開いておいた金を運び、再び+10点を取っていく。
さすがにそれではゲームが終わらないのとこれ以上点数を取られても困るので、何とか職人を雇おうとするも、荷車も使って運ぶので追いつかず。
最後はトド吉がお金を運んでゲーム終了まで持っていくも、3点ほど及ばず哲がトップに。
しかもゲーム中に同じ城の契約書を買ってはめくりを続けていたので、売り切れになってしまいました。
売り切れになったので、今度は反対側の城へ全員が集中。
前回プレイした時とはまったく違った展開になったので、そのあたりがプレイヤー依存なのかなぁ?と。
4人プレイもやってみたくなりました。


ヴァルドラ

・ヴァルドラ
 Valdora(Abacus:2009)


ヴァルドラ

Abacusの大箱です。ズーロレットサイズ。
このゲームは今年のドイツ年間ゲーム大賞の推薦リストに入りました。
タイミング良く頒布会で届いたので、早速持参しました。
おのさん・かゆかゆさん・私の3人でプレイ。

誰がインストするのかという問題が。
私も到着して荷物をあけてそのまま持ってきたので読んでません。
すると、かゆかゆさんがルールに手を伸ばしたので、「じゃ、インストお願いします」とおのさんが言って解決(笑
「いいですけど、少し時間下さい」というかゆかゆさん。男らしいw
その間に、私とおのさんは開封してセットアップ。
まず本。豪華です。木製です。なぜこんなに豪華なのかわかりません(笑
そして、カラフルな宝石。
「大賞とりたかったんだね〜」などと言いながら、タイルをはずしたりしてました(笑

ゲームはなぜか道端に落ちている宝石を拾い、お城でその宝石を元に職人のカードを購入して、職人をやとっていきます。
道端に宝石という設定がすごいです。
職人は色で分けられていて見やすいです。
人数も種類によって違い、職人を一番雇った人に職人タイルが渡されます。
このタイルは+5点。通常職人は1人1点です。
簡単に言えば、ぐるぐる回って宝石を拾い、届け得点を稼いでいくわけです。
職人は豪華な本の上に並んでいて、通常は1枚めくれますが、1金使って次のカードをめくることも可能です。
装備品は金で買いますが、職人はお金で買います。
宝石がいくら落ちていても、対応するリュックをもってないと拾えません。
ルールはものすごくシンプルです。
3人だったので、序盤は全員違う色の職人を集めて、タイルを取ったりしてましたが
途中で3色の宝石を届けると15点になるカードが出現。
15点は大きいです。
かゆかゆさんは誰も買わないのでカードが動かない荷車を購入。
序盤ではあまり有効に見えなかったんですが、後半になるとこの荷車が欲しくなってきます。
おのさんが同じ色の宝石を運んで点数を稼いでいる間に、赤い職人を横取りしてみようという考えがふと浮かびました(笑
急いで城にいって赤い職人を雇い、せっせと赤い宝石を運びます。
道端の宝石も後半には残り少なくなり、船着場で拾うことになるんですが
誰かがいるマスに入る場合は、すでにいる人にお金を払わなきゃいけないので、思ったように動けなくなるのです。

ゲームは得点の高い職人を動かしたかゆかゆさんの勝利。
私はおしくも2位。
職人タイルの10点がかなり大きいのと、3点でもせっせと宝石を運んでいた分が大きかったです。
最初食料は必要ないんじゃ?と思いましたが、中盤以降ではちゃんと出番がありました。
「良くも悪しくもシャハトっぽい」と言っていましたが、
確かに悪くはないんだけど、どこかぱっとしないように感じました。
でももう一度プレイしたくなってくる不思議。
職人の取り合いが激しいともっと盛り上がるのかなぁ?
次の例会に持参して、もう一度プレイしてみようかなと思っています。
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3

・腹ペコオオカミ(ハングリーウルフ)
 Wurfel Wolfe(HABA:2009)


腹ペコオオカミ

おれは優秀な牧羊犬。
いや、おれこそ優秀な牧羊犬。
め〜(うるさいよ!)
そんな声がこだまして、腹ペコのおおかみが近寄ってくるとか来ないとか。
牧場を舞台にしたダイスゲームです。
HABAにしては珍しく、プレイ人数でマップが違う両面仕様。
牧場の中央には羊。
その周りを護る牧羊犬たち。
プレイヤーは牧羊犬です。腹ペコのオオカミから羊たちを護って、自分がいかに優秀な牧羊犬か見せてあげましょう。
トド吉と2人でプレイ。

各自1個ずつ持っているダイスを一斉に振り、ゲームを進めていきます。
むしろ、牧羊犬同士の追いかけっこです。
他の牧羊犬がいるマスに入れば、羊チップを1個もらえます。
この羊チップを3枚集めた人がゲームの勝者になれます。
ただし、前進できるのは犬の目が出た時だけです。
羊の目が出たら「め〜」と鳴いて終わりです。
オオカミの目が出たら、テーブルの周りを1周周ります。
場所がなければ、その場で立ち上がってぐるっと周ります。
実は体力勝負だったこのゲーム。

「犬こい!犬こい!」

「うわ!オオカミだ!ちょっと回ってくる」
「めぇ〜〜〜〜」


意外と出ません、犬の目。
追いつかれそうになるも、そこからなぜかトド吉が「めぇ〜」と鳴き続けて、その間に走り去る感じです。
ダイスゲームはやっぱり熱いです。熱い戦いです。
段々と夢中になってくるので、めぇめぇうるさいんです(笑
大人気なく夢中になる場合、夜はプレイしない方がいいです。
近所迷惑になるでしょうw
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4

・キャンディ魔女(お菓子の魔女)
 Knusperhexe(HABA:2009)


キャンディ魔女

ヘンゼルとグレーテルを元にしたゲームです。
魔女が住むお菓子の家のお菓子を見つからないように取っていきます。
トド吉と2人でプレイ。

まず、さすがHABAと思わせてくれたのはお菓子の家。
箱を使って壁をつくり、そこへクッキーカードで屋根を作ります。
この屋根を1枚ずつ取っていきます。
屋根を崩した人がいたら、その場でラウンド終了。
また新たに屋根を組み直して新しいラウンドをはじめます。
ラウンドで勝つとキャンディがもらえます。
このキャンディを2個集めるのが目的です。
クッキーの裏には色々なお菓子が描いてあります。
屋根を落とさずに取れても、自分が持っているお菓子の山の一番上の物と同じお菓子はとれません。
そのまま裏返しに戻して、屋根に戻します。
これが・・・楽しいんです。
最初は屋根は崩れないので、安心してクッキーを取っていくんですが、
そのうちお菓子がかぶって取れなくなってくるのです。
でもそのカードは他の人が取れてしまったりするので、どこへ戻すかも重要です。
屋根が崩れかけてきてからがドキドキ感が倍増します。
今日は2回ともトド吉が屋根を崩したので、私の勝利で終わりました。

最初のセットアップで「さすがHABA」と思わせてくれるお菓子の家だけで
すでに楽しさが倍増していたような気がします(笑
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3

・モンテゴベイ
 Montego Bay(Queen Games:2009)


モンテゴベイ

ゲームマーケットのメビウスブースでお試しプレイができるようになっていた
頒布会の新作です。
定例会にて、トド吉・哲・私の3人でプレイ。

ゲームはとてもシンプルで、一斉に自分のコマを何歩動かすか決めて
歩数分の数字のカードを裏向きに出します。
その後、決められた順番でカードをオープンにして、コマを動かして
獲得した自分の樽を船に積み込んでいくというゲームです。
シンプルな割に、ボードが大きいです(笑
親切設計で、プレイ人数によってマップが違います。
このゲームは順番がものすごく大切です。
同じ倉庫に2人入れないので、後から来た人に押し出される形で
最初にいた人は反対側の倉庫へ強制送還です(笑
でも、飛ばされた先に他の人がいれば行き場所がないので動きません。
移動する歩数はゲームの最初に一斉に選ぶので、バッティング要素が強めです。
どんなに計算してても、押し出されたり、予期しないことが起こるものなのです。
お金を払えばジャックを雇うこともできます。
しかも、このジャックは樽を積み込めるけど、壊れた樽はスルーです。要領いいのです。
これを繰り返していって、船が最後の2艘になったらゲーム終了になるのです。

このバッティングが楽しい。
ある程度は予想してカードを選ぶけれど、実際に動かしてみると
動かした順番で変わってくるのです。

「ちょ!押すなよ!」

「行き先満員だから動けないよ!」

なんというか、ごちゃごちゃしてないシステムが新鮮。
しかもジャックが欲しくてもお金がなければ雇えないし、お金はお金がある倉庫に行かなければ手に入らない。
ゲームは船に上手く荷物を分散した哲の勝利。
なんていうか、真新しいシステムを使っていないのに面白かったです。
バッティングゲームが好きだからかもしれないです。
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