ふうかのボードゲーム日記

4

・エクスケープ
 Excape(Filosofia Editions:2008)


エクスケープ

「エクストラ」のリメイクゲームです。
バースト系のすごろくで、ダイスを振って何歩進むか考えていきます。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

最初はダイスを振って、その数字を何歩進むか配置するだけです。
ダイスを2個振って、大きい数字を10の位に、小さい数字を1の位にみます。
それをボード上に配置します。
置いたダイスが次に自分の手番が回ってきた時まで置いてあれば、その歩数分進めるすごろくです。
これが意外と熱くなります。
序盤から私だけが×を出さずに少しずつ進んでいく中、
トド吉と侍は毎回×を出しては手番終了で進めず。
ゾロ目を出すとその分進めるんですが、それでしか前へ進めない状態に。
そんな中、私だけが着実に進んでいきます。
中盤になると、さすがにトド吉と侍も進んでくるものの、
一旦×が出始まると、なぜか×が続く不思議現象。
とにかく

「×以外!×以外!」

と叫びながら熱くなってダイスを振ります。
後半に私が連続×で足踏みしている間に、トド吉がものすごい追い上げで私を抜き、ゴールが目の前!という時に×で終了(笑
その後も誰かが数字の目を出せれば勝てるという状況での×の出し合いに。
最後は私が×から逃げてゴール。
ダイスゲームはバーストするかも?というだけで熱くなれます。

ゲーム終了後、侍が「このゲーム欲しい」と言い出したので、
ついでに注文するゲームもあるし・・・と思い見たら品切れ(笑
おとなしく次回入荷を待つことにしたみたいです。
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3

・T.P.O.C. - The Politics of Cannibals
 T.P.O.C. 人喰い族の政治学(Stractical Concepts:2009)


TPOC

人食い族の族長が亡くなったので、その後継者を決めることになりました。
村人が自分を支持してくれるように、重要な問題を調べて支持してもらえるようにするゲームです。
といっても、人食い族である必要はないんですが。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

まずボードが大きいです。こんなにいらないという感じです。
村人はタイルになっています。
ゲーム中は袋から取り出すので、ランダムで出てきます。
TPOC村人は背景色が村にとっての最重要事項です。
この村人は耕作が重要課題の村です。
マークの色は2番目に重要な課題です。
オレンジは戦争です。
若干わかりにくいですが、タイルごとに色が違っています。
村人タイルの中にはリーダータイルがあり、リーダーは1色しかありません。
ただし、ゲーム終了時に+1点になります。
黒い背景色のタイルは料理人です。大きな鍋を担当しています。

ゲームは各プレイヤーは自分の前にカードを並べて公約プラットホーム(要は公約を果たしますよというデッキみたいな感じ?)を作ります。
これに対応した住民たちが自分を選んでくれるように、カードを出していきます。
カードは1色ばかりではダメで、住民が重要だと考えている2色がなければダメなのです。
これをプレイヤー間で一番多くカードを出している人に住民は投票してくれます。
設定がややこしい上に、実際にプレイしてみないとピンとこなかったんですが
終わってみるとシンプルでした。
手番では出来る5つのアクションから1つを選んで実行します。
手札は最大6枚までもてますが、カードの補充と住民タイルを袋から引くのがセットとしてアクションに存在しているので
それ以外でカードの補充方法がありません。
自分のデッキとして出せるカードも7枚までです。
ただし、ゲーム終了時までクローズな「秘密の公約」として、1枚別に伏せて出しておけます。
また、アクションの中に、他のプレイヤーのカードを捨てさせるアクションもあります。
この場合、捨てさせられたら、手札に捨てたカードと違うカードを持っていたらすぐに補充分として自分の前に出せます。
住民は袋からランダムで引くので、偏ったりします。
そんな時は多く投票を稼いでいそうなタイプの住民を大鍋へ送ることもゲームから除外することも可能です。
これを繰り返していき、山札の最後の1枚が取られた瞬間終了になります。
あとはボード上に出ている住民が投票するだけです。
住民タイルは1つ1つ要望を聞いてあげている(両方の色のカードを多く出している人)へ行きます。
これをボード上に出ている住民すべてを分けて数えます。
一番住民の要望をきいてあげられた人が新しい族長になり、ゲームに勝利します。

ゲームがはじまると、以外にカード選びで悩みます。
誰かと同じカード構成では、枚数勝負になってしまうし、だからといってまったく出さないわけにはいかないからです。
私はたまたまトド吉も侍も青を出してなかったので、こっそり1枚だしつつ、グレーも出し、後は赤と黄色の住民が多かったので出しておきました。
結果、意外と青を重要課題にしている住民が多く、2位でした。
1位は赤と黄色に特化した侍。でも1住民差でした。
覚えてしまえばシンプルで、あとはその時引いてくるタイル運が大きいです。
住民を見ながらカードを構成していくので、悩む人は悩むのかもしれません。
でもやっぱりテーマが人食い族である必要はないと思います(笑
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4

・BABEL 5(チームきりたんぽ(仮):2006)

BABEL5

ダイスを積み上げてバベルの塔を作る!
今年のGMで再販されたので、無事に手に入れることができました。
トド吉と2人でプレイ。

何も考えずダイスを振って、出た目を見てからちょっと悩みます(笑
6は好きな場所に置けるんですが、これはこれで時には難題。
お互いにダイスを振っては「ギャー!」と叫んで遊びました。
トド吉があきらかにずらして置くので、その後のせるのがいやになります。
けれどそこは果敢に挑戦!
成功!
トド吉は自分が置いたダイスが原因で崩落。
これを繰り返していき、最終的によく崩したトド吉の敗北に(笑
写真はぷるぷるしながら積み上げた「5」
土台も数字によって微妙に違っていて、よく出来ています。
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3

・ベニスの支配者
 Master of Venice(R&R Games:2009)


ヴェニスの支配者

ベニスの支配者というよりベニスの商人になって取引しつつ、株を買ったりしながらポイントを稼いでいくゲームです。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

ボードが小さいです。
ただし、その他の物が多いので、結構場所を取ります。
ゲームはラウンド数が決まっていて、その中でポイントを稼ぎます。
毎回ゲームのはじめに競りをします。
これはプレイ順を決めるので、かなり重要でした。
入札額はそのまま任意の需要をかえられるので、金額が重要になってきます。
ダイヤルを動かして決めるので、バッティングした場合は持っている株の価値で順番が決まります。
そしてキャラクターを選択。
とにかく要素が多いので、どれがどの程度強いのかわからないので、ひたすら競りでは値段をはってスタートプレイヤーをとっていきました。
そして、キャラクターは海運会社。
ギルドのオーダーを満たす物資を集めれば、お金かポイントかに分けることが可能で、物資を売るほど持っていなくてもてっとり早く両方稼げます。
海運会社は場に出てる物資以外に袋の中からランダムで1個もらえます。
最初の競り以外はお金を使わずにギルドのオーダーにこたえていくプレイでした。
3人プレイなので、競りで一番ビリだった人は毎回ゴンドラだったんですが
そのかわりアクションを割り込みで行える噂マーカーがもらえます。

とにかく要素が多いので、どれかにしぼっていかないとつらいです。
私は常に海運会社でいこうと思い、入札額も高かったんですが
これを需要に補填するとなると、他の人も物資を運べるし、かといって需要を低くしてしまうと自分がギルドに運べないのです。
ただ、物資を買わずにすむのは強かったです。
トド吉・侍は常にゴンドラを取り合う形でしたが、途中でお互いに株券を大量購入。
これによって副収入ができた上に最終的に株券での収入が見込まれたのです。
私は株券を買うよりギルドのオーダーを達成することばかりだったので、初期配布された株券以外は持ちませんでした(笑
これを取るとこれが取れずで、常に全体の価格変動を見ていないと痛い目をみます。
常にお金に余裕があったものの、お金は100ドゥカットでポイント1点なので、そんなに強くないです。
ギルドのオーダーを達成するたびに、ポイントが入ってくるので、こちらが大きいです。
でも達成できないオーダーを取ってしまうと、それだけでマイナス2点ですが。

ゲームが終わってみれば、優良そうな株を買ったトド吉と海運会社に専念した私の同点。
持っている株の枚数でトド吉の勝利となりました。
私はギルドのオーダーを1枚達成できず、侍も1枚達成できませんでした。
この2点は大きいのかも知れません。
ちなみにインスト込みで2時間半ほどかかりました。
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4

・アディオス・アミーゴス
 Adios Amigos(Pegasus:2009)


アディオス・アミーゴス

メキシコのとある場所。
プレイヤーは早撃ちの名手になってこの街で生き抜いていくのです。
ということで、全員で一斉にアクションをして、盗品を手に入れながら無法者を撃っていきます。
トド吉と2人でプレイ。

毎回、自分の前には3人の無法者。
カードには数字が2つ書いてあり、これがゲームに重要です。
撃ち合いになったら、自分のチップをいかに早く他の無法者に乗せられるかで、撃つことに成功するからです。
プレイ開始時は、他のプレイヤーの無法者に注目します。
今回は2人プレイなので、トド吉の前に並んでいる無法者に注目。
2つ書いてある数字の差分、もしくは合計の数字と同じチップを乗せるからです。
ただし、このチップ。
毎回ランダムで2つ使うので、何が出てくるかはわかりません。
先に3人撃たれた方は脱落です。
「アディオス・アミーゴス!」の掛け声で、一斉にチップを2枚オープンにして、相手の無法者に乗せます。
カードの数字と合わない時のために、弾丸とダイナマイトがあります。
弾丸は「リロード!」と言いながら場の中央に出せば、新たにチップを2枚めくれます。
リロードしても、どうしても無法者を撃ち抜けない時はダイナマイトです。
「爆発だ!」と場にダイナマイトを出したら、他のプレイヤーは耳を塞ぎ、10カウント数えていきます。
その間にダイナマイトを使ったプレイヤーは、複数のチップを1枚扱いで置くことができるのです。これをやらないと絶対に無理そうな無法者もいるんです。
これを繰り返して、5ラウンド終了したらゲーム終了です。
手に入れた金塊を数えて多い方が勝ちです。
トド吉の無法者を倒しつつ、自分の無法者は撃たれなかった私の勝利。

慌しいけれど楽しいゲームです。
間違えればその分ペナルティがあるので、慎重にしながらも素早く行動しないとあっという間に負けます(笑
2人でも面白かったんですが、ノリのいいメンバー複数人でプレイしたら、さらに面白いと思いますw

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4

・スモールワールド
 Small World(Days of Wonder:2009)


スモールワールド

ヴィンチのリメイクという話を聞いていましたが、そもそもヴィンチを未プレイ。
どこを見ても面白そうとか面白いと書いてあったので、購入して早速プレイ。
まず重量。重いです。
蓋を開けてみたら、ものすごい数のコマ。
これを抜きながら種類別に分けていくのに一苦労。
親切設計なので、プレイ人数によってマップが違います。
トド吉と2人プレイなので、2人用マップでプレイ。

お互い初回ということで、種族の種類と特殊能力が把握できていないので
とりあえず、色々使ってみることに。
まず種族は使い切れないほどの種類(笑
それに特殊能力が加わるので、ものすごい強さを発揮する種族もありそう。
何はともあれ使ってみないと!ということで、自分の好みで選んでいきます。
私はトリトン族+錬金術師。
トド吉はラットマン+飛行能力。
トリトンは海か湖に隣接していれば戦力が−1ですむので、それにしてみました。
最初は何もない土地なので、奪い合うよりあいている土地をとっていきます。
でもゲームは10ラウンドなので、出来るだけ多く使おうと思ったら、2〜3ラウンド目では衰退させないと使い切れません(笑
トド吉の飛行能力は前半ではあまり役に立ちませんでした。
でもあのコマの多さはうらやましい。
トド吉が種族替えをして、ハーフリング族+丘にしたのを見て、私も衰退。
5ラウンド目からは、ウィザード族+ドラゴン使いで。
これがトリトンの組み合わせより強く、ドラゴンを使いまわして何とかほしい土地を守り抜くことに成功。
ただ、衰退させるタイミングで、収入が極度に減ってしまうのが失敗です。
1〜2ラウンド収入が低く、なんとか高収入になってきたところで、またしても種族替えを。

トド吉の丘が強烈で、私は丘に入れない状況になりました。
ウィザードがそこそこあるうちに、最後の種族替えでソーサラー族+英雄を。
これが今回プレイした中では強かった気がしました。
相手の1コマでいるコマを自分と取り替える能力がすごい。
守りたいところは英雄で守るので、最後になって一気にソーサラー増殖。
トド吉はオーク族+要塞化で出てくるも、すごい勢いで増えていくソーサラーにはかなわず。
終わってみると、中盤に減収した分が響いて敗北。
でも僅差でした。

こういうゲームは、とりあえず全部の組み合わせを試したくなるのと、種族を使ってるだけで楽しくなってきます。
言語依存はほぼないし(種族や特殊能力の説明だけ)、プレイ人数ごとにマップは違っているし、とにかく気に入りました。






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