ふうかのボードゲーム日記

4

・ストロー
 Straw(AEG:2006)


ストロー

ラクダの背中に荷物をのせていきます。
ただしラクダの背中には50kgまでしか乗せることができません。
50kgをこえると、ラクダの背骨が折れてしまうらしいのです。
「ラクダの背骨が折れる!?」とちょっと設定に驚いたカードゲーム。
秋葉原ゲーム会にて、トド吉・おのさん・私の3人でプレイ。

手札からカードを出していくカウントアップ方式。
このゲームの特徴でもあり、ゲーム名になっている「Straw」。
普段は50をこえた人が脱落になるけれど、藁(Straw)のカードで50.001にしてバーストすると、このカードを出した人だけに得点が入って、他の人は0点になるのです。
だからこそ、手札に藁が来たら使いたいし、他の人が持ってそうなら邪魔したいのです。

最初のラウンドから私の手元には藁が。
こうなると、絶対に藁を使ってバーストしたくなってくる(笑
それを察知したトド吉が邪魔してくるも、できるだけプラスの数字を保管して、少しはマイナスの数字も持って応戦。
きっと使うときがくる!と言い聞かせて待って待って・・・きた!
おのさんが「50」と言いながらカードを出す。今しかない!
ということで、藁でバーストしてみたものの、手札のプラスが少なくて14点。
次のラウンドは堂々とバーストして0点。
最終ラウンドは藁を抱えるおのさんが使いたくて仕方ない感じ。
トド吉がまたしても邪魔をしている。
私は出来るだけプラスばかりのこして、あとはリバースで応戦。
待ちきれなくなったおのさんは藁を普通の0として使うも、その後見事にバーストさせられ0点。
結局勝ったのは、最初のラウンド以外でプラスカードを多めに残していたトド吉。
でも藁があったら使いたくなるのは仕方ないのです。

こういったゲームはよくあるものの、0の藁のアクセントがきいている。
高い得点を取ろうと思えば手札がプラスばかりになり、逆にバーストさせられたり
悩みどころがありつつも大盛り上がり。
ただ、国内で販売されているのを見たことがないです。
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3

・ハリーカップ
 Hurry'Cup!(Hurrican:2008)


ハリーカップ

よくあるレースゲームかと思ったら、システムがある意味斬新でした。
秋葉原ゲーム会にて、トド吉・おのさん・私の3人でプレイ。

ダイスの目で進んでいく、よくあるようなレースゲームかと思ったら
問題はダイスにありました。
スピードメーターはダイス2つの目。
でも実際に進むのは燃料ダイス(カラーダイス)の目。
そして、カラーダイスは早い者勝ちの早取り合戦だったのです。
進むためには自分がどの程度の目を振りそうで、スピードオーバーしないように進むにはどの目を取るのがいいかを一瞬で判断して、一斉に手を伸ばしてダイスを取るのです。
最初はぼけぼけしてる間に欲しいダイスがなくなって、仕方なく出来るだけ小さい目のダイスを取ること数回。
この後、自分の手番でアクセルダイスを振り、合計の目が実際のスピードになるわけです。

ダイスは1〜6なので、スピードは20〜120。
コースにはスピード制限がない場所もあれば、80、60と制限がある場所もあるので注意が必要です。
ただしゲームスタート時にアイテムとして3種類持っているので、これを使って上手に進んでいきます。
最初から出遅れた私は1人で少しずつ進んでいくも、そこはダイス目。
何とか2人に追いつき、びりだともらえるランタンを使って一気に追い抜き、そのまま独走(笑
トド吉は最初こそ先頭を走っていたものの、途中でアクシデント(笑)に合い、一気にビリに転落。
残るは私とおのさんのデッドヒートになったけれど、アイテムを使わずにいたので、ここで活用して一気にゴール。
レースゲームとしては普通だけど、ダイスの早取りで盛り上がったw


・Table Games in the World:ハリーカップ
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4

・ドン・ドラゴン
 Don Drago(HABA:2009)


ドン・ドラゴン

HABAがカードゲームに参入。
というか、春前に一斉に発表されたのにいきなり情報が消えて、見かけないなぁと思っていたらGMで発見。
即、お持ち帰りしました(笑
トド吉・おのさん・私の3人でプレイ。

ドラゴン島の一番高いところでお宝をゲットできます。
でもドン・ドラゴンがこちらを見てるので気をつけてね!
最初に宝物を見つけた人はヒーローだけど、より素晴らしいお宝が見つかるまでの間だよ。
というようなゲーム(ぉぃ
手札を使い宝物を集めて自分の前へ出していきます。
各種類の宝物は7枚。
すでに誰かが出している宝石は、必ず数上回るようにしか出せません。
上回って出すことが出来たら、他の人が出していた宝物も自分の物になります。
7枚しかないので、4枚出せたら確実に自分のものになります。
誰かが宝物を11枚集めたらゲーム終了で、集めた人が勝者です。
ただし、集めるカードの枚数はプレイ人数によって違います。

手札が6枚なので、なかなか揃わないんです。
2枚しか出せなければすぐに上回ってしまうだろうし、最低3枚は出したいと思ったら、手札を交換しなければ。
でも自分がいらないと思った宝物は、他の人が欲しがる宝物だったりするので
うかつにカードを交換できません。
カード交換は最大4枚までで、交換したカードは裏返しの山にして中央に置き、ドン・ドラゴンのコマで保護。
ただし、他の人が交換で山札を作ると、ドラゴンはそっちへいき、私が作ったカード山からカードを持っていかれてしまいます。
これがなんとも悩ましい。
3枚で見切り発進するか、4枚になるかと悩んでいるうちに、他の人に3枚で出されてしまい結局出せなくなったり。
もたもたしているうちに、トド吉とおのさんが宝物を次々と出していき、私は出遅れ状態。
それでも何とか集めるも、おのさんが11枚集めて勝利で終了。
「これ面白い」と口々に言いながらカードをシャッフルして仕切りなおし。
今度は最初から手札でためこむことを決めて、できるだけ毎回カード交換(笑
どんどんドラゴンを動かしていけば、どの山を誰が出したかわからなくなってくるのです。
その間にせっせと宝物を4枚集めて、おのさんから横取り(笑
そして、また宝物を集めだすと、なぜか3枚集まる頃には他に出されてしまうので
またしても4枚目指してカード交換。
自分で3枚出した宝石も、もう1枚は手札に隠し持って上書きされないように用心しつつ、おのさんの宝物を横取りして、今度は私が11枚達成で勝利。

子供用とは思えない悩ましくて悔しいカードゲームです。
全員「これいいね〜」と珍しく(?)褒めていました(笑


・洋々雑記:ドン・ドラゴン
・Table Games in the World:ドン・ドラゴン
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3

・ガリバルディ
 Garibaldi - La Trafila(Nexus:2007)


ガリバルディ

一言で言えば「イタリア版スコットランドヤード」。
イタリア統一の三傑の1人、ガリバルディの逃避行をゲーム化したもの。
史実通りにローマからヴェネチアへ逃げるガリバルディを1人が担当し、残りのプレイヤーは追いかける役。
スコットランドヤードでは、タクシーなどのチップを使ったけれど、このゲームではカードを使う。
カードには実際にあった歴史的な出来事がちゃんと書かれている。
ただ・・この日ゲームを持参したが、アークライトに常備されているゲームの中にガリバルディを発見。
そちらをお借りしてのプレイ。
和訳がないそうで、持参した和訳を使いました。
先日の秋葉原ゲーム会にて、トド吉・おのさん・私の3人でプレイ。
名誉あるガリバルディはトド吉が担当。
私とおのさんはオーストリア軍でガリバルディを追いかける担当に。

ガリバルディは史実通りにローマから出発するので、スタート地点の5ヶ所からランダムで出発。
オーストリア軍はそれぞれスタート位置が決まっているのでコマを配置。
そして運命の逃避行がスタート。
移動は3種類。馬、船、徒歩。
これは使える道によって色分けされているのでわかりやすい。
移動のカードは手札を使い、手番の終了時に山札から補充する。
これはガリバルディも同じ山札から補充なので、カード運が大きく関係してくる。
そして、山札の中にまざっているイベントカードがかなり強力。
もちろん、手札に入ってきたら使わずにいられない。
英雄をいじめる悪役である私とおのさんは楽しくて仕方がない(笑

「いいイベントカードがあるんですが」
「じゃ、それを使ってみましょうか」
「きっとガリバルディは泣きますよ」
「ウシシシシシシシ」

そんな会話が続く中、衝立の向こう側では不安そうな顔のトド吉。
そんなのは関係なく盛り上がる私とおのさん(笑
「手札に持っている馬全部捨てて!」や「あ、奥さんが熱病になった!」など
足手まといなイベントしか発生しない。
そのたびにトド吉は悶絶。
その姿が面白くて仕方がないw

ガリバルディは自分が4回前までに通った場所に追っ手がきたら、そこを通過したというマーキングをしなければならない。
これで使っている移動手段と道を見ながら、ある程度どこへ逃げているのか想像がついてしまう。
今回はトド吉の手札運がなく移動手段が限られていたので、なかなか遠くへ逃げれず、
その間にオーストリア軍は包囲網を狭めていき、最後にトド吉が馬を使ったので場所が特定できてしまった。

あっけなく8ターンで捕まったガリバルディ。
今回はアークライトに常備されているゲームを使ったが、なんと今までプレイした中で最短の記録だった(笑


・Table Games in the World:ガリバルディ
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3

・ワニに乗る?カードゲーム
 Tier auf Tier - Das Kartenspiel(HABA:2008)


ワニに乗る?カードゲーム

最近カードゲーム化されるゲームが多いなぁと思っていたら、このゲームもカード化。
でもHABAだけに、ワニのコマはしっかりと木製のコマが入っていました。
トド吉・おのさん・私の3人でプレイ。

ワニの上に自分のカードをのせるのが基本。
2種類遊び方があり、1つは低年齢でも遊べる簡単なゲーム。
大人が3人なので、2つ目の遊び方でプレイしました。

自分の番がきたら裏向きで山札にしている自分のカード山の上から1枚をめくり、
親カードなら、すでにワニの上にのせられているカードの山から同じ種類の子供を抜き取ってくる。
子供カードなら、単純にワニの上にのせるだけというシンプルさ。
すべての種類の動物親子セットを作った人が勝者となります。

私とおのさんは、しっかりとシャッフルしたにもかかわらず、なぜか1枚目がはりねずみの親。
まだ子供カードが1枚もプレイされていないので、そのまま黙って山札の一番下に戻す(笑
出てこない時は出てこないもので、どんどん子供カードだけが山のようになってくる。
大人だけというのもあって、かなり意地悪いバランスの悪さでカードをのせてみたり、ちょっとした意地悪が続く(笑
ここで親カードが出てきて、子供が見えない場合は指でカードをずらして探すけれど、これが危険。
山のようなカードがぐらぐらしてくる。
誰も失敗せずにゲームが進んだので、トド吉が最初に親子セットを集めきって勝利。
最初のはりねずみが痛すぎる。

このゲームは低年齢だと難しいのでは?と思います。
落としたらカードを引き取らなければいけないし。
大人だと失敗する人がいなければ、単純にプレイ順で決まってしまうような気がする。
やはり本家のワニに乗る?が一番楽しめるのかも?と思いました。


・Table Games in the World:ワニに乗る?カードゲーム
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3

・Okko - Era of the Asagiri (Idea Edizioni:2008)

Okko

オッコ?アサギリの時代?
何はともあれ外国から見た日本を舞台にしたアニメをゲーム化したもの・・・らしいです。
気にはなっていたものの購入するのは保留していたら、たまたま書泉で発見。
これは買えという・・・(ry
ということで買ってしまいました。
2人用なので、早速トド吉とプレイ。

シナリオが10本ほどあります。
キャラクターはすべて能力が違っている中で、おすすめというか最初の簡単そうなシナリオを。
私のメインキャラは「okko」。のぶろーもいます。
トド吉は闇側で、あきらかにコマも大きいです。
キャラクターカードに描かれている移動歩数を使い、移動していき相手を倒せば勝ちというシンプルシナリオ。
手番になるとダイスを振って、出た目でキャラクターの特殊能力が使えます。
舞台が日本というより、ゲームのシステムが日本ぽい・・・
「こんなゲーム国産でなかった?」と言いながらのプレイでした。

戦闘は自分と相手の数値を比較して、さらにダイスで追加。
上回っていれば勝ちということになるけれど、勝ったとしても差がいくつかでダメージが違います。
なので差が1や2ぐらいでは、1歩後退して発狂するだけ。
発狂は次の手番まで生き残っていれば、ダイス判定で戻すことが出来るのです。
お互いキャラクターを3人使ってのプレイなので、かなり時間がかかりました。
とにかくトド吉の一番大きい闇の人が倒せない。
私のダイス運も悪かったこともあり、とにかく倒せない。
しかも奴は壁をすりぬけてくるので、簡単に背後に回られる危険があるんです。
最初だらだらと牽制し合っていた分、プレイ時間が長引いてしまいましたが、
いざ戦闘がはじまるとあっという間です。
でも攻撃しても攻撃しても倒れないトド吉側。
なんとか弱そうな2人は倒すも、こちらも1人やられ、okkoは保管するとしてのぶろーで攻撃!
が!返り討ち(笑
こういう時に低いダイス目が出ると悲劇的。
結局、その後okkoも負けて私が全滅で敗北。

今回は最初ということもあり、あまり細かい設定のない初期シナリオでしたが
次回からはもっと面白さがたされるようなシナリオでプレイしたいところです。


・9Joeのらくがき帳:「億劫(OKKO)とは無限のことなり」
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