ふうかのボードゲーム日記

4

・アール・エコ
 R-Eco(カワサキファクトリー:2004)


R-ECO
Z-man版には「2人用ルールがついています」という言葉で、Z-man版を購入してみました。
今まで所有していたグランペール版は、開封すると元通りに入らないエコサイズ。
なかなかプレイする機会がなかったんですが、ようやく念願のプレイとなりました。
トド吉と2人でプレイ。

リサイクルがテーマのこのゲーム。
手札をリサイクルして、新しい資源を工場で引き取ります。
手札には上限があり、それを超えると不法投棄として捨てて、そのままマイナス点になります。
でもどこかで妥協して取らずにはいられない展開になります。
しかも最初の頃に4個以上で完成させても、もらえるチップは0点。
もっとも中盤には−2点のチップも出てくるので、やっぱり我慢比べになります。
布をリサイクルに出すと、空き缶や雑誌になります(笑

お互いに早く相手がチップを取らないかなぁと思いつつ、出来るだけ不法投棄を減らしたいので、全部の列で次はマイナスチップという展開に。
ここからは、妥協してどれかを取って逃げるしかないので、とりあえず我慢のできなくなった私が紙をリサイクルしてマイナスチップを獲得。
それを見て、トド吉もマイナスチップを取ったので、これで安心?と思いきや
手札のゴミが偏ってきて、またまたマイナスチップの危機に。
今度はトド吉がマイナスチップをとったので、ありがたくプラスチップを獲得。
そして、ペットボトルが5点チップが見える状況に。
ここで忘れていたのが「どこかのチップがすべて取られたらゲーム終了」という大切なこと。
他のチップを集めておこうかなと考えている間に、トド吉に5点チップを取られゲーム終了。
計算してみると、あまりに不法投棄が多かったトド吉と同点に。
いくら点数の高いチップを集めても、不法投棄が多ければ点数にならないみたいです(笑

後日、3人と4人で遊んでみましたが、人数が多いとさらにゴミがカオスになって面白かったです。
2人でも読み合いが面白いけれど、多人数のほうが予想が出来ない状況があったりして、また違った面白さがありました。
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2

・1808年5月2日
 2 de Mayo(Gen X Games:2008)


2 de Mayo

1808年5月2日に起こった出来事を再現する歴史シミュレーションゲームで、スペイン勢とフランス軍に分かれてプレイします。
トド吉とプレイ。

トド吉がフランスを担当して、私がスペイン。
お互いに初期配置が決まっています。
実際に配置してみると、あきらかにフランスはコマが多すぎ。
これを逃げ回りつつ、自分の勝利条件を達成しなければいけないのです。
ゲームは10ターンで、その間に勝利条件を達成できた方が勝利となります。
しかし・・・初期配置の段階で、かなりのガチさが見えてたり。
特殊なアクションとして、史実に基づいたカードがあるんですが、これが強い。
ただ使えるターンが決まっているので、ランダムとはいえ決められたターンが終わってから引いてしまうと意味がないです。

ゲームは移動からはじまります。
お互い紙にこっそりとどこのコマをどこへ移動するのか書きます。
フランスは2グループにしか移動命令を出せず、スペイン側はすべてのグループを動かすことが出来ます。
そして一斉にオープン。
スペイン側は土地勘があるということで先に移動します。
もし同じ場所でぶつかってしまうと、移動できるのはコマの数が多い方だけで
少ない方は移動できずにその場に残ることになります。
戦闘はコマの数で決まります。
2倍の戦力差なら2個除去、3倍なら3個。

ルールもゲームもかなりシンプルです。
とにかくフランスには数では勝てないので、あちらが移動しそうな場所をすり抜けながら移動しました。
しかも10ターンが思ったより短くて、あっという間に終わってしまいます。
最初からガチでいかないと、とてもじゃないけど勝てないのです。
フランス側は決まったターンになると、勝利条件でもある占領予定の場所からうようよ出てくるので、それが出てくる前に、スペイン側は3個のコマを除去させたいところ。
ただ・・・私には完全に合ってないゲームでした(苦笑
カードが強いとかコマが兵士の形をしてないとか、そういう以前に合わないみたいです。
実際プレイしてみて、5時間かかっても独ソの方が楽しいなぁと思いました。
短時間でシミュレーションを味わえる作りになっているけれど、私はのんびりやりたい派みたいです。

・洋々雑記:2 de Mayo
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3

・ラビットハント(狡兎三窟)
 Rabbit Hunt(Two Plus:2009)


ラビットハント

歯を見せて笑っているウサギが目印のカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

2人プレイの場合は、ランダムで農場カードが30枚ゲームから除外されます。
目的は自分のウサギを手札に残さず場に出しながら、他のプレイヤーのウサギを捕まえることです。
なぜ手札に残せないかというと、マイナス点になるし、途中の事件で手札にウサギがいたら・・・というカードがあるからです。
自分のウサギを隠しつつ、他のプレイヤーのウサギを捕まえる読み合いのゲームです。

手札には農場カードのほかに自分のウサギを持ち、どこかのタイミングでウサギカードを置きます。
完全に読み合いのゲームです。
しかも農場カードは空き地もあるんですが、ほとんどがアクションが描かれていて、手番になって農夫を移動させると、移動させた先のカードをあけるので、自分が置いたカード以外は何がおこるかわかりません。
そのかわり、山札からカードを引いたり、にんじんをもらえるカードはわかるところにセットして自分であける形にしないと、にんじんが足りません。
にんじんは便利で、移動にも使うけれど、相手の手札を見たい時にも役立ちます。

2人プレイだったこともあり、お互い別方向に農夫を動かしていたんですが、そういうときは簡単に行けない方向にウサギを置いている可能性が高いので、好きな場所に農夫を動かせるカードを置いて、自分で使ったりしてウサギを探しました。
にんじん不足には悩まされるんですが、そのうち手札が2枚をきってしまうと、あきらかにウサギを置いたのがばれるので、手札もある程度の枚数を持つようにしたいところです。
ゲームはトド吉が私のウサギ3匹を捕まえてトド吉の勝利。
真剣に考えるよりは、その場のノリで盛り上がった方が楽しさ倍増です。
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3

・マニフィーコ
 Magnifico(Dust Games:2008)


マニフィーコ

ヨーロッパでの陣地取りゲームです。
レオナルド・ダ・ヴィンチの発明品を使い、戦争で勝って領土を広げていきます。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

発明品といってもゲームにはあまり関係ないというか・・・
戦車などに発明品をつければ効果が大きくなるので、追加の付属品という感じで「発明品」という認識はなかったです。
ゲームはまず収入から。
各自、自分が支配している土地1つにつき1金入ってきます。
次に自分の領土内で兵士が1つの土地につき1人ずつ増えます。
そして、握り競りからゲームの本番が始まります。
ゲームのはじめに発明品カードが2枚オープンになり、それを競ります。
競り落とした人が1枚を選び、2番目の人が残りをもって行きます。
一番高値だった人は「ダヴィンチカード」が与えられ、これは2点の効果です。
戦車などの武器もこの競りで手に入れます。
競りが終われば、ダヴィンチカードを持っている人から時計回りに順番でアクションを実行していきます。
この時、お金を持っている限り発明品を武器につけたり、そもそも戦車をつくったり、城を作ったり、城に塔をつけたりします。
城には4つの塔がつけられるようになっていて、城そのものは1点ですが、4つの塔が完成すればさらに追加で1点入ります。
自分の支配している領土内で兵士の入れ替えも出来ます。
戦争を起こす場合もこのアクションで実行します。
戦争はダイス判定。まず攻める側から実行していき、防御側も反撃できます。
そして、すべてが終われば次の人の手番に。
これを繰り返していき、誰かが30点に到達すればゲームが終了になります。

序盤からトド吉と侍が競り合って武器や発明品を手に入れる中、私はひたすらお金をためこみました。
競りに使わないかわりに、どんどん広がっていく領土に城を作ったり、塔を建てたりしていきました。
戦車や飛行艇は一度競り落とせば良いので、最後まで残っていれば安く手に入れることが出来ます。
そもそも競り落とした後、製造するのにさらにコストがかかるので、できるだけ無駄を排除。
ゲーム後半までこの流れは変わらず、私だけが収入が多い状況に。
3人だったのもあり、広く土地が使えたのもありますが、とりあえず他のプレイヤーと接している国には兵士をたくさん配置して戦争に備えます。
序盤では得点がほとんどなかった私が、収入も増えて領土も城も多くなったところで、これはまずいのでは?と侍が気付く。
私はここでためこんでいたお金を使い、ダヴィンチカードを獲得。
完成していた城も多く、得られる得点が多くなったところへ侍が戦争をしかけてくる。
一度は城を奪われるも、さらに戦争をしかけてきた侍が逆に自滅して戦車をもらえることに(笑
計算するとあと1ターンでゲームが終わってしまうということろで、トド吉もやってくる。
でも領土を多少失って、城を少しぐらい取られても30点こえるのは確定だったので、気楽に戦争(笑
兵士の数だけは多かったので、そう簡単に全滅せず、逆に攻め込んできた方が自滅する展開が続く。
完成した城と10人以上兵士がいると、そう簡単にはやられません。
そこでトド吉は侍の城を略奪するため戦争をしかける。
返り討ちにあうも、手薄な侍の城を狙い攻め落とし、何とか点数をのばす。
そのまま私が33点で勝利。
カードの絵はダヴィンチの発明品なので、味があっていい感じですが、単純な国取りゲームでした。
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3

・ファイヤーブルズ(火牛陣)
 Fure Bulls(Two Plus:2009)


ファイヤーブルズ
紀元前200年あたりの中国を舞台にしたカードゲームです。
中国といえば三国志ぐらいしか知らないんですが、そのずっと前の話らしいです。
トド吉と2人でプレイ。

和訳に歴史背景が書かれていたんですが、それを読んでトド吉が大喜び。
「でんたんだよ、でんたん!」
私にはさっぱり。
ゲームは手札を使って敵を倒してポイントを獲得していくシンプルなルールです。
敵の「燕軍」が3列になり出てくるので、カードと同じ色のカードを必要枚数集めて使い倒していきます。
中には0点の兵士もいますが、順に出てくるので、倒さないわけにはいきません。
副将になると得られる得点も大きいのですが、見事倒せると他のプレイヤーは手札を1枚捨てなければいけません。
敵の総大将は騎劫将軍。獲得できる得点は12点。
この騎劫将軍は終了条件にもからんでくるので、できれば早いうちに倒しておきたいところです。

とはいえ2人プレイなので、先に高得点の敵を倒した方が有利なので、とにかくまずはカード補充。
ゲーム開始時は手札が3枚なので、それを補充していきます。
手札の上限は8枚。
カードの補充は場か山札から。山札から補充した時だけ、自分のコマを移動することができます。
手番ではカードが続く限り、自分のライン上にいる敵を倒すことが出来ます。
ラインは縦横斜めで敵は3枚です。
一度に3枚すべてを撃破すると山札から2枚カードがもらえます。
最初は偶然なのか、0点のカードが並んでしまい、どちらが先に0点を倒してカードを入れ替えるかで足踏み。
ただ、この0点のカードも重要な役割があったりします。
オールマイティカードがあるんですが、それを使うと獲得したカードを1枚捨てなければいけないのです。
この時に活躍したのが0点のカード。
でも使いすぎて2点のために1点を捨てるの?という状況にも(苦笑

なかなか騎劫将軍が出てこなくて、その間に1列終わってしまい、山札も2回目に入っていたので、これは出てこないで終わるか?という時にようやく騎劫将軍登場。
12点は魅力です。
でも使うカードは同じ色4枚と3枚の組み合わせ。
手札の上限が8枚なので、上手にカードを補充しないと倒せません。
トド吉も集めだしたような雰囲気だったので、私も慌ててカード集めに。
幸い副将軍を倒した時に残っていた茶色が2枚にオールマイティが1枚。
これは先にいける!と思い、もう1色を必死に集めることに。
そして、集まったところで先に騎劫将軍に向かい突撃。
トド吉は「あ〜次で倒せたのに〜」と言っていましたが、早い者勝ちです。
この12点は大きくて、私の勝利になりました。

ただカードを集めていくだけではなく、どのラインがいいか移動したり、移動するには山札からカードを引かなくてはいけなかったりと、シンプルなのに面白かったです。
カードの絵もきれいだし、雰囲気が出ていたからかも。
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3

・動物さがし
 Solche Strolche(Amigo:1996)


動物さがし

いない動物は何でしょう?
広い牧場で動物が1頭いなくなってしまいました。
いなくなった動物を早く見つけましょう。
という子供用のカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

動物カード25枚を表向きに並べます。
5種類の動物が各5色います。
お題の動物が4匹描かれているカードをめくり、何色の何の動物がいないのか見つけて指をさします。
当たればお題カードを貰えます。
このカードを一番多く集めた人が勝者になります。

これが意外と間違えやすいのと見つけ難いです。
大人2人なので素早さ重視なので、とにかく早く見つけなきゃいけない。
しかもいない動物とない色の両方を認識して、どれが正解か考えて指をさすので
もたもたしてると「みつけた!」と指さされてしまいます。
とはいえ、こういうのは勢いでプレイする方が面白いので、間違えるの覚悟でどんどん指をさしていきました。
自分の目の前にある動物に気付かなかったり、慌ててプレイするのが面白かったです。
子供にもわかりやすいけれど、大人は大人で楽しめました。

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