ふうかのボードゲーム日記

3

・ライスウォーズ
 Rice Wars(Kuznia Gier:2008)


ライス・ウォーズ

箱に「争米」と書かれていて、てっきり米争いかと思ったらどうでもなかったゲーム。
狭いボードの中で陣地取りを繰り返すゲームでした。
おのさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

各自担当するキャラクターをランダムで決め、そのボードを受け取りゲームは始まります。
ライスウォーズ私の担当は「源」。
いかにも教科書にありそうな昔の雰囲気の絵だけれど、おのさんの織田は歌舞伎役者のよう(笑
しかも海外で作られた日本のゲームにありがちな、時代が合わないキャラクターたち。
このボードに自分の兵士を配置して、配置した数だけ各ラウンドで使うことが出来ます。
もちろん、次ラウンドでは給金を払わなければいけません。
ゲームはいたってシンプルで、出来る限りのアクションを1回ずつ全員がパスするまで続けていきます。
各ラウンドは決められた流れでプレイされます。
まず収入。自分の城からつながっている土地で、自分の農民が置かれている土地が対象です。
もちろん城も重要な収入源です。
1ラウンド目と4ラウンド目は全員に臨時ボーナスがついてきます。
次に農民や兵士の雇用です。
ここではお金を払って雇い、自分のボードに配置していきます。
そして、助言者。
2ラウンド目と5ラウンド目に助言者の権利を競りで決めます。
競りはクローズで金額を握って、一斉にオープンです。
所持金を使うので、少し多めに残しておかないと競りに参加すら出来なくなります。
助言者はこれもまたインパクトがあるイラストで、芸者もいました。
一番高値で競り落とした人は助言者の効果を2回、次に高値だった人は1回。
お金が足りずにアクションができないという状況もあるので、割と重要です。

そして、ようやくアクションフェーズ。
ここでは、手札を使ったり助言者の効果を使ったりしながら、全員がパスするまで1回ずつアクションを実行します。
雇用している農民を配置したり、浪人で攻撃をしかけたり。
戦争は手札を使います。
カードに描かれている数字で勝敗が決まります。
大名や浪人はそもそも数字を持っているので強いです。その分高いです。
他人に押し付けられるカードや臨時収入を得るカード、そして農民を雇えるカードがあります。
戦争で負けると自分のボードから農民を除去しなければいけないので、農民カードは後半重要でした。
パスは1人2回まで。
誰が先にパスをするのか、誰が先にしかけるのか、全員のにらみ合いでゲームが進みます。
ボードが狭い分、ちょっと出ていると攻撃の的になりやすいけれど
次のターンには逆に土地を取り戻せたりするので、いつ誰が?という読み合いです。

今回は私は中央の土地を取り、少し収入が多い状況が続いたんですが
攻められてもいいようにある程度大名や浪人を揃えておいたので、なかなか攻めてこられず。
中盤になってボードは各プレイヤーの農民であふれ出てからが勝負。
少しでも収入を増やしたいので、あちこちで戦闘が発生。
誰かが戦闘をはじめると、終わったころに勝った方に攻め入ったりするので、土地の所有者が変わりやすいです。
ただ、膠着しやすいところでもあります。
後半になって、自分の持っている土地が少ない侍があちこちに攻めていくも返り討ち(笑
最後の最後はトド吉と私の勝負でしたが、私のアクションがおわってしまい、そのままトド吉の勝利に。
プレイが終わってみると3時間という重量感。
なかなかプレイ応えがあるゲームでした。


・BGG:Rice Wars
・Table Games in the World:ライスウォーズ
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3

・ぱくぱく算数
 Munch Math(University Games:2004)


ぱくぱく算数

簡単な計算をしながら、食生活のバランスも大切なゲームです。
子供デザイナーコンテスト受賞作品ということで、箱裏には作者の写真がありました。
おのさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

食べ物は炭水化物や乳製品などのグループ分けされています。
手番になったらダイスを2個振り、出た目を+、−、×、÷して
ボード上に描かれている自分が決めた食べ物の数字にマーカーを置いていくだけです。
このゲームは3種類の遊び方が出来るんですが、今回は1と3で遊びました。

1はとても手軽で、自分のチップをなくしていきます。
最初は置ける場所もあるので楽なんですが、問題は中盤から。
置けるところが少なくなってくると必然的にバースト率が高くなってきます。
侍が置ける場所がなくてバーストしているのを笑っていたら、今度は私がいつまでたってもチップが置けない目ばかり(笑
そんな中、着実に数字を処理してチップをなくしたトド吉の勝利。

2は飛ばして、3で遊ぶことに。
今度は各種類2個ずつチップを置いていき、一番早く置ききった人が勝つというもの。
とにかくピザ人気。
野菜や炭水化物、乳製品と項目分けされている中で、ピザはオールマイティで全部の種類に対応するのです。
このボードを見ていると、中にはケチャップがあります。

ケチャップは一気飲みするしか!

計算していて、意外と思いつかないのが割り算。
足したり引いたりはすぐに出てくるんですが、掛け算は出ても割り算がでてこない。
低学年の子供用の計算教育ゲームっぽいです(実際そうなのかも)。
こういうゲームは盛り上がった者勝ち。
頭を緩くして楽しみましたw

・Table Games in the World:ぱくぱく算数
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3

・つまらない(ニヒトルスティッヒ)
 Nichtlustig(Kosmos:2007)


つまらない

ダイスを振って得点が描かれているカードを獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

3色のダイスを振り、カードに描かれているカードを取っていきます。
振り直しも可能ですが、何も取れなかった時にはマイナス点のカードを引き取らなければいけないのです。
カードの絵が割とシュールですが、ダイスゲームといえば熱くなるのは当たり前。
最初のうちはかなり熱い展開になり、お互いに確保してないカードを取り合ったり
特殊カードを取ったりと楽しんでいたんですが・・・

このゲーム、2人だと若干長いです。
中盤まではダイスを振る手も熱くなったんですが、
終了条件がなかなか達成できず、最後はだれてしまいました。
もっともダイス目がなかなか上手く出ないせいもありましたがw
これは3人以上をおすすめしたいところ。
あとは気合でダイスを振っていくだけなので、ゲームの得点と関係なく楽しめました。


※10月11日現在「テンデイズゲームズ」で販売中です。
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5

今日は鬚親父さんのところでゲーム会でした。
頒布会の新作やら、前回遊んで面白かったゲームなど
まったりゆっくりプレイして帰ってきました。
晩御飯はもつ鍋!
台風が去った後、急に寒くなったので鍋がおいしかったです。
プレイしたゲームは以下の通り。

・ポーラ・ダービー
・サムライ・カードゲーム
・モウ
・トバゴ
・ラミィキューブ
・ファウナ

ファウナはようやくプレイしたんですが、面白かったです。
動物のこと知らなすぎw
もつ鍋が美味しくて食べ過ぎましたが。
また次回遊びましょう。
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3

・モードレッド(モルドレッド)
 Mordred(Warfrog:1999)


モードレッド

アーサー王伝説に出てくるモードレッド卿。
モードレッド卿の詳しい説明はウィキペディアにありました。
これのアーサー王とモードレッド卿の戦いをそのままボードゲームにしたのがこのゲームです。
とはいえ、ほぼダイス運の軽めなゲームでした。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

ゲームはいくつかある終了条件の1つが達成されるまで続きます。
手番になったらダイスに念をこめて振るだけ(笑
この時、A〜Cの中でどこを使うのか宣言。そしてダイスを2個振ります。
ダイスの合計値が自分の宣言した列の白いボックスにならないとお金がもらえません。
お金は村や街、砦などを作るのに使います。
黒いボックスだった場合には、ボックスに描かれている数モードレッドコマが出現します。
しかもモードレッドコマを出現させると、モードレッド卿に加担したことになるので、トラックの自分のコマが後退。
本来ならアーサー王へ協力するので、後退するほど勝利から遠ざかります。

今回は侍がこれでもか!というほど、モードレッド卿に加担。
ものすごいスピードでゲームが進んでいきます。
その間にもトド吉は砦を築き、モードレッド卿に戦闘を挑んで得点を伸ばしていきます。
私はアングルシーから若干遠い場所に村を作り、そこから広げていきました。
ところが、侍のトラック後退は止まりません(笑
あっという間に終了条件の「どちらかのトラックの一番端までいく」を達成してしまい、モードレッド卿の勝利になりました。
モードレッド卿が勝つと、プレイヤーはトラックの一番右端(アーサー王側)にいた人が勝者になります。
あまりにもあっという間すぎて、ワレスのゲームとは思えないほどでした(笑
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3

・マニトウの靴
 Der Schuh des Manitu(Ravensburger:2002)


マニトウの靴

ヨーロッパ映画の画像をそのまま使ったカードゲームです。
映画については「大阪ヨーロッパ映画祭公式ホームページ」に記載がありました。
基本的なゲームはトリックテイクです。
トド吉と2人でプレイ。

たいていのトリックテイクは2人ではつまらないんですが、このカードゲームは楽しみ方が違いました。
カードは色違いになっていて、茶色のカードはすべてマイナス点。
緑の9はマイナス15点になっています。
ゲーム開始時、隣りの人に3枚(2人プレイの時は2枚)カードを渡すんですが、ここでどれを渡すかも重要でした。
私はあきらかにいらなそうな茶色の高い数字をトド吉に押し付けられましたがw
トリックテイクではなくて、カードの押し付け出し合いにはなってしまうものの
これが意外と面白いんです。
相手がマイナス点を取らそうと出してきたカードをうまくくぐれると、喜びも倍増します(笑
2人プレイは使うカードがランダムなので、相手が本当に持っているかどうかもいい要素になりました。
カウンティングが無駄になるというかw

最初はマイナスを押し付けられましたが、プレイしていくうちに上手くすり抜けることが楽しくなってきました。
そのうち、私は持っていないけど相手は持っているのか?と疑いますが(笑
箱の絵も微妙な感じなんですが、ゲームは面白かったです。


・Table Games in the World:山形自宅ゲーム会
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