ふうかのボードゲーム日記

3

・薔薇の名前
 Der Name der Rose(Ravensburger:2008)


薔薇の名前
「薔薇の名前」は知らないんですが、ゲームは自分を隠して進むアンダーカバーちっくな感じでした。
例会にて、トド吉・侍・私の3人でプレイ。

各自ゲームの最初にキャラクターを割り当てられ、それをいかにして「怪しくないよー」と主張するかが重要です(笑
こういうゲームになると、途中で正体がばれたトド吉が全力で駆け抜ける展開になるんですが、今回もそんな展開になりました。
修道士のことはまったく知らないけれど、ゲーム内容が自分の保身のために人を陥れたり(笑)、時には自分のキャラクターではなく自分の1時間のためにチップを取ったりとシンプルな中に見えない駆け引きがあります。

ボードは修道院内部です。
チップが配置されているんですが、あるチップと同じ色の人物コマがその場所にいけば仕事があったということでチップを獲得できます。
ただし、どのコマを持っていってもOKなので、チップのない人物コマを移動させると、怪しいということでマーカーを動かします。
この数値が各ラウンドの最後に一番多かった人物は怪しい人物として、大量得点を獲得できます。
この得点が低いほど信用されているので勝利に近付くわけです。

もう、騙しあい(笑

ある程度たつと、他のプレイヤーがどの人物なのか予想がついてきます。
とりあえず、赤を動かしても侍の反応がいまいちだったので、赤ではないという確証を得られたし
白を動かしてもトド吉は気にしない様子。
2人ともいつもの自分カラーではないことを確信。
ここから自分の色を抜いて、どの人物がどの程度怪しいかで予想していく時が一番楽しいです。
中盤を過ぎると、トド吉が自分の色を全力で守りにきます。
走られると止められないので、せっせと怪しい攻撃をするも、時間との戦いが足を引っ張ってくれます。
ここで使うのが獲得したチップ。これで時間を調整できるからです。

終わってみれば、トド吉のは2人に当てられ、私は侍に当てられ、侍のを私が当てるという図式に(笑
アンダーカバーより好みかも。
これで「薔薇の名前」を知っていれば、もっと楽しめるのかも知れません。
結果は僅差でトド吉の勝ち。
これは思ったより軽いプレイ感でいいかも。
軽いというより、騙しあいを楽しくできたプレイだったので楽しかったのかも知れません。
ただ、考えてしまうと時間がかかるのが難点かなぁと。


・gioco del mondo:薔薇の名前
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3

・レベル8
 Level 8(Piatnik:2008)


レベル8
手札を使って決められた役を作り、レベルを上げていくカードゲームです。
例会にて、トド吉・侍・私の3人でプレイ。

レベルは1から8まで。
それぞれの条件がタイルに描かれています。
これを手札で作ってクリアしていきます。
手札を全部なくすことができるとさらにレベルが上がります。
これを最初に説明されてプレイするも、どうしも上手く理解できず
トド吉と侍がクリアして競争しているのに、私だけがレベル1のまま(笑
いつまでたっても増える手札で、捨てては拾うの繰り返し。

ところが、突然わかる。
レベル1をクリアしてみて、ようやくわかりました(遅
そこからはどんどんクリアして、さらに手札もなくしてトド吉を追いかける。
ここからは早くて、あっという間に手札で役を作ってレベル7をクリアしたところで時間切れ。
私が暫定勝者となりました。

普段ポーカーをやらない人には、役を作るというのが難しかったりします。
頭ではわかっているけど、どうやったらいいかわからない状態。
ただ覚えてしまえば楽しさがわかります。
実際、最初はつまらないと感じていたけど、わかってしまえば楽しくて早くクリアしたいという感じでした。


※このゲームは11月22日現在「テンデイズゲームズ」にて販売中です。
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5

先日、すごろくやのHPで日本橋三越のドイツフェアに出展するとの情報があったので、連休初日である今日は空いていたこともあり、早速トド吉と行ってみました。
目的はチーズとバウムクーヘン。
そして、日本橋を歩いて渡ったことがなかったので、東京駅から徒歩で行きました。
普段、東京駅には用事がないので行かないんですが、行くたびに店が増えてるんですねぇ。

日本橋三越「誰も観光してないよ!」と言いつつ、日本橋を見ていたカップルがいましたが、確かに改まっては来ないかも。
立派な造りですねぇ。
あと○○市まで○kmがありました。
そういえば、日本橋が基点になっていたんだった。

そして横断歩道を渡れば日本橋三越。
ここも初めてです。
ドイツフェアは7階ということで、混雑しているエレベーターを避けエスカレーターでのんびりと向かいます。
何となく庶民的な雰囲気が漂っているような感じで、妙に落ち着きました>日本橋三越
実は連休ということもあり、客がまばらかな?という感じだったんですが
7階は違っていました(笑

ドイツフェアお歳暮・おせちコーナーとは別に、マイセンの展示会をやっていたり、警察関係の美術展をやっていたりと、お客さんが多いです。
そしてたどり着いたドイツフェア。
エスカレーターからだと一番奥側でした。
そして、すごい人(笑
多かったのはパン屋で、お目当てのチーズは1軒のみ。
他には瓶詰めの野菜やワイン、ドイツビールも並んでいました。
食べ物を1周して、ようやくおもちゃコーナーを発見。
ドイツ人の実演も結構あって、旋盤で木を削っていたり、木彫りの時計を作っていたりと見てるだけで楽しめます。

そんな中ですごろくやブース発見。
すごろくやちょうど人が少ない時に写真を撮ったんですが、とにかく人がきれない。
入れ替わりで子供や大人が寄って来て、ゲームを見ていました。
セレクタのゲームが前面にあったんですが、お洗濯物干しは女の子に人気でした。
ちょうど子供の目の高さにあったのも大きいのかも。
すごろくやの店長&高木さんは、たくさんのおばさまたちに囲まれて大忙しでした。
しかも隣りのぬいぐるみやクリスマス関係の物は値段もすごくて、セレクタのゲームが安く感じました(笑

ホットドッグその後、チーズをもう一度見て試食するも、どうも味が合わない。
ワインに合うチーズなので、そのまま食べるとかなり濃厚ですごい。
仕方ないので、チーズは見送りました。
穴あきチーズが欲しかったんですが(笑

しかもその後、チーズの香りが口に残って、鼻で呼吸してても臭う。
そして見つけたひまわりの種のお菓子を試食。
チーズの残り香がきれいに消えたので、そのまま購入して食べました(笑
そして、隅っこの方で売っていたホットドッグを購入。
味は日本人向けでした。
ついでにソーセージも購入。
ラベルに「日本製」と大きく書いてありましたが。
バウムクーヘンバウムクーヘンはその場で焼いていたので今日じゃなくても良かったのでは?と思いましたが、せっかくなので購入。
すごい行列だし、割り込み当たり前で購入するまで時間がかかりました(笑
狭いのでベビーカーは危険な気がしました。
蹴られてるし通れずに立ち往生で、それが原因でまた人の流れが止まるという悪循環。
滞在1時間もしないうちに撤退。
HABAやセレクタは子供向けに出来てるなぁというのを認識できた日でした。
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4

・サーカスマキシマム
 Circus Maximus(Pegasus:2008)


サーカスマキシマム
チャリオットレースかと思ったらダブ屋ゲームでした。
例会にて、トド吉・侍・私の3人でプレイ。

ゲームは何回かのカード出し合いです。
各自、自分のカードを持っていて、数字の大きさで競っていきます。
カードを順番に置いていって全員がパスするまで続きます。
最初は恩恵カードから。
恩恵カードには特殊効果があって、客を増員したり、スタートプレイヤーを取るのもここです。
次にチケットを購入。
チケットにはランクがあるので、できるだけ高いランクが欲しいのは全員同じ。
でも大きい数字のカードを使いすぎると後がきつくなるので
どのあたりで取るかが重要だったりします。
そしてイベントです。
客カードがなければ得点にはならないので、ここで客カードの争奪戦が勃発。
ただし、自分が持っているチケットと客が会わなければ得点にならないので、同じチケットを持っているとかなり熱くなります。
そして得点計算。
チケットと客が合っていれば得点を獲得できます。

これが一通りの流れなので、1ラウンドやってみればすぐに理解できます。
最初は恩恵カードの争奪で、トド吉が商人カードを使いすぎ、後のチケットで失速。
その間に着実に得点を獲得していく私。
侍はスタートプレイヤー重視だったものの、全員慣らし運転のような感じで終了。
勝負は2ラウンド目から。
カードの使い方がわかってきたのと、恩恵カードが意外に強力だったので駆け引きが熱くなってきました。
トド吉が粘って恩恵カードを獲得し使って客を増やし、その勢いで大量得点。
カードは数字の大きい順に並んでいるので、1人で2枚取れたりします。
3ラウンド目で、侍が恩恵カードのありがたみに気付き(笑)、あわてて取りにくるも
客とイベントがいまいち合わないところを、先に獲得していた恩恵カードで得点を倍にして私が大量得点に。
終始カードの出し合いが熱くて、あっという間に終わった感じです。
トド吉が3点差で1位。
ビリの侍は、ほぼダブルスコアで負けてました。
スタートプレイヤーが有利かといえば、そうでもないんですが(笑

全員が同じ数字のカードを持っているので、ある程度カウンティングしておくと有利なのかも知れません。
今回はカウンティングをほぼしない3人だったので、後から悲鳴を上げつつプレイしていました。
これがまた面白い。
プレイ時間は1時間ほどでしたが、あっという間に終わった感じでした。
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3

・アルビオン
 Albion(Amigo:2009)


アルビオン
入植者となって、決められた数の開拓地を建てるゲーム。
頒布会の新作から例会にて、トド吉・侍・私の3人でプレイ。

広いボードには境界線が引かれていて、現地人であるピクト人がいる土地や資材をもらえる土地があります。
自分の開拓者コマを歩かせ、建築していきます。
スタート時にランダムでチップが置かれているんですが
これはピクト人が戦うか和平するかが描かれています。
もちろん、戦う場合自分の兵隊や壁がピクト人を下回ると、建築物が1段壊されます。
建築物には特殊効果があり、資材なしでもう1段建てられたり、開拓者の歩数が増えたりします。
これを上手く使って、決められた土地に開拓地を3つ建てられたら勝者となります。

最初ルールを読んだ時になかなかイメージがわかなかったんですが
プレイしてみると、建築の大変さがわかりました(笑
スタート地は2ヶ所のどちらかだったので、トド吉と侍が同じ土地、私だけが別の土地からスタート。
開拓者の歩数が少なくて、一度では目的の土地にはたどりつけません。
侍やトド吉はまず資材を確保するため、魚がもらえる土地や木がもらえる土地などに砦を建てていきました。
先に建ててる人がいる場合、支払ったコストの中から好きなものがもらえるのです。
それもあって、我先にと重要な場所をおさえていく2人。
私は出遅れた感があったので、勝利条件でもある土地に建てることに。
ピクト人も運良く平和解決で、少ない資材で何とかやりくり。

ところが、途中で全員が勝利条件に向かってきたことで情勢が一気に変わりました。
壁を強化してなかったので、後からきた人に資材はもらえても戦争の被害を受け建物が1段ずつ破壊される結果に(笑
しかも軍隊を置いてなかったりして、あえなく建築物を1段破壊。
後半になって、トド吉が一気に勢力を伸ばしつつ展開してきたので
軍隊コマを使い、近隣の土地からピクト人を移動させてきて妨害。
自分の軍隊は集めてあったので防御には自信がありました。

それでも建築が資材不足で止まってしまい、ピクト人に破壊されたりして後退。
勝者は勝利条件に達したトド吉でした。

プレイしてみないとつかめない感がありました。
でもプレイ終わってもう1回プレイしたくなったのは、ピクト人がランダムだったからかも知れません(笑
あのチップをめくる時の緊張感が良かったのかも。


・メビウスおやじ:アルビオン
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2

・アークティア
 Arktia(Murmel Spielwerkstatt und Verlag:2008)


アークティア
3種類のコマ(?)を動かしていき、自分のコマが生き残るように配置して氷をとっていくゲームです。
例会にて、トド吉・侍・私の3人でプレイ。

こういったゲームは苦手なので、購入しても後回しにしがち・・・
2人だと険悪な空気が流れても困るので(笑)、侍を入れて3人でプレイ。
ゲームは淡々と進みます。
動かせる自分のコマを出来るだけ相手の土台にされないように、且つ自分のコマでつながるように移動させていきます。
そして、最後に氷をとっていきます。
氷は外周から取って行くので、これ次第で逃げ道がなくなる場合もあります。
こういったゲームは苦手なんですが、それでも置き方に決まりがあって
油断してると見落としてしまいます。
プレイ感は、なんとなくもっさりした感じでした。
これは全員同じ印象で、何となく盛り上がりにかけるというか。
最後は侍が逃げ道をなくして脱落。
苦手なゲームでも、このメンバーだと割と盛り上がるんですが
プレイ後も何で盛り上がらないのか疑問なままでした。

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