ふうかのボードゲーム日記

3

・セブン・ドラゴン
 Seven Dragons(Looney Labs:2011)


セブンドラゴン
手札を使って、自分が持つ指定のドラゴンをつなげていくカードゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

ドラゴンのイラストがきれいなカードゲームです。
元は「アクエリアス」という日本語版も出てるカードゲームらしいのですが、そちらは未プレイだったりします。
ゲームは自分のドラゴンを7枚つなげるというシンプルルール。
スタート時に置かれているシルバードラゴンは、スタート時はオールマイティ色。
プレイを進めていくうちに、アクションカードが使われると色がかわります。
その他に虹を背にしたドラゴンがあり、それは本当のオールマイティ。
誰がどの色のドラゴンなのかはクローズでゲームが進みます。
とはいえ、あきらかに揃えてる色でわかってしまうと思いますがw

序盤からトド吉とおのさんがどんどんドラゴンをつなげていき、シルバードラゴンの周りは赤と緑だらけにw
青の私はとりあえず遠くのほうへこっそりつなげる程度。
しかもおのさんとトド吉は、お互いにゴールカードの取り合いになっていたり、手札の交換になったり。
完成が見えてる分、かなりぎりぎりの攻防戦状態。
このままではゲームが終わるだろうなぁと思っていたら、緑がリーチ。
これはまずいということで、アクションカードを使い1枚除去して移動させる。
とはいえ、青も揃えなきゃいけないので、こっそり増やしていく。
そんな私のもとへ赤がやってきたw
赤ならうまくやればすぐ完成しそう。
問題はどこでアクションカードを使ってシルバーを赤にかえるか。そのタイミング。
もたもたしていると、またゴールカードを交換されてしまいますw
ということで、ありがたく赤を7枚つなげて私の勝利。

想像していたよりずっと面白く、ぎりぎりのところでカードを持っていかれてしまうのも楽しい。
手札が合わなければ、合う色を持っている人とゴールカードを交換すればいいのですw
手軽だしプレイ時間も短いので気に入りました。

この「セブンドラゴン」は、日本語版も発売されている「アクエリアス」をベースにしてあるとか。
カードの見た目ならこっちのドラゴンがいいなぁと思うのは、個人的な好みの問題です。
でもアクエリアスも持っているので、プレイして比べてみたいと思います。
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2

・ジャブ
 JAB: Realtime Boxing(Tasty Minstrel Games:2011)


ジャブ
カードでボクシングを再現したゲーム。
トド吉とプレイ。

お互いのキャラクターの顔、両手のカードが並べられていて、そこへ向かってパンチを繰り出していきます。
もちろんガードもできます。
ガードするには、相手が出したパンチと同じパンチ(カード)をのせるだけです。
コンビネーションでパンチも出来るし、ダメージを受ければ体力も減るし、ノックアウトさせることもできます。
リアルタイムゲームは好きな部類なので、わくわくしながらゲームスタート。

が、なんだかトド吉のほうが手が早い。
おかしい・・・なんでだろ。
「カードは山札ごと表向けるんだけど」と言われ気付く。
てっきり1枚ごとかとwwww
なので、写真はあきらかに間違えてる図になってます。

気を取り直して再度スタート。
山札ごと表向けるを覚えるも、やってもやってもテンションが上がらない。
おかしい・・・こういうの大好きなはずなのに。
トド吉はコンビネーションを決めて大喜び。
打たれた私はテンション低。
というか、負けてテンションが下がるんじゃなくて、プレイ中どんなにやっても楽しくない。

結局、やってもやっても楽しくないまま終了。
「どうしてこんなにテンション上がらないんだろ?」と聞いた私にかえってきた返事が・・・

「だって、ボクシング嫌いでしょ?」
「あぁ!それか!」

システム的には楽しいと思うんですが、テーマがまったく合いませんでした。
なんかすみません。
ということで、テーマが違うゲームが同人で出ないかなぁと希望してたりします。
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5

今日(というか日付がかわったので昨日)は定例会でした。
今回は、台風の影響でゴルフから逃走してきたCOQさんがいらっしゃいました。
プレイしたゲームは5ゲーム。

・満月
 人狼対人間のバトルというか逃げ回って脱出というか。
 途中、侍とCOQさんが人狼に見つかって噛まれるも、なぜか私は健在。
 しかも人狼を素手(武器系のアイテムなし)で倒してしまい、めがねっこ最強説が。
 でもきっと、9:00にはヘビにかまれ、人狼との対決ではいいところで転んだ侍が最強かもw
 無事、マップを手に入れ脱出して人間側の勝利。

・ステルテベッケル
 ちょっと昔の海賊となって商船を襲うゲーム。上級ルール入り。
 想像より楽しいというか、全員ダイス運がないというか。
 そんな中、せっせと船の襲撃を成功させて、同じ色の船を3隻集めた私の勝利。
 想像より楽しかった。

・アタンダッラ
 街をつくりあげていくゲーム。
 今回は全員初プレイなので、通常(簡易?)ルールで。
 これが意外と面白い。ぜひとも次回は歴史ルール入りでプレイしたいところ。
 序盤からマーカーを手堅く取っていったCOQさんの勝利。

・オリンポス
 領地を支配して発見したり世界の驚異を建造して、威信点を稼ぐゲーム。
 時間の都合で長考なしなしの勢いプレイで。
 細かく減点されたり細かく得点が入ったり、オリンポスの神々は気まぐれです。
 みんなが世界の驚異を建造していく中、コストが集まらない私だけひたすら発見。
 勝ったのは、世界の驚異を2つ建造していたトド吉の勝利。
 じっくり考え出したら止まらなそうなゲームでした。

・逃走中
 某テレビ局の番組「逃走中」のボードゲーム。一番簡単なマップでプレイ。
 全員番組を知っていたので楽しさ倍増。
 侍が早々にハンターに捕まり、その後私も捕まるも、私だけ脱出成功。
 ようやく侍が脱出してきて、最後は全員逃げ切って成功。
 途中ミッションもあり、一番簡単なマップだから成功したようなものかも。
 番組見てない人は、おそらく面白くないような・・・

今日は最初の満月がインスト入れて2時間半コースだったのもあり、どれもそこそこ時間がかかり5ゲーム。
どれも再プレイしたいゲームばかりで楽しかったです。

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2

・ドワーフの王様
 The Dwarf King(iello/Hobby Japan:2011)


ドワーフの王様
毎ラウンド違った条件に従ってトリックをとっていくカードゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

カードが細長いとか、箱がいい感じの作りになってるとか、ゲームがはじまる前から気になるところは色々。
海外版が輸入されてくるのではなくて、いきなり日本語版だと違ったどきどき感があります。
切り札なし、マストフォローのトリックテイクです。
スタートプレイヤーが出した色と同じ色のカードを出して、その中でも数字の一番大きい人がとっていくという。
ただし、得点になるのは、そのラウンドで指定されたカードのみ。
それ以外はどんなにトリックを取っても0点で、7ゲームプレイします。

前のラウンドでドワーフの5を持っていた人がディーラーとなって、今回入れる特別カードをみんなに説明してからシャッフルして手札を配ります。
特別カードはそのラウンドが終わったら破棄して、次のラウンドではまた違うカードを入れます。
手札は配りきりで、3人だったので10枚。1ラウンド10ゲームって結構長いです。
配られた手札の中にナイト(騎士)の5がある人が、今回の条件を決めます。
条件タイルは2種類書かれていて、どちらか1つを選びます。
手札にゴブリンの5を持っている人がスタートプレイヤーで、以降は普通にトリックテイクをやっていきます。

「ナイトの5もってるひとー」
「はーい」
「じゃ条件きめてー」
「はーい。今回はこっち」
全員で今回の条件を確認しつつ、手札を再確認。
「ゴブリンの5もってるひとー」
「はーい」
「じゃそこからスタートねー」
「はーい。じゃはじめるー」

かなりゆるい感じです。
というより、条件が指定された時点で手札に大きい数字がないがっかり感がw
しかもなんか手札が偏ってる。
たまに均等に3色あるなぁと思えば、小さい数字だらけ。
トリックを取ったらマイナス点という条件の時はいいんですが、それ以外だとそもそもトリックが取れない。
切り札がないので単純に数字順。
そして・・・プレイ時間が長い。
もっと手札が多いゲームはあったと思うんですが、とにかく長く感じる。
うまく逃げられた時とかは(・∀・)ニヤニヤできるんですが、段々と機械的にカードを出してる感が出てきてつらい。
毎ラウンド入れる特殊カードも存在感が薄いというか。
塩入れたけど胡椒が足りなくていまいちな味になっちゃった炒め物?
そんな感じで・・・
5ゲーム終わる頃「あと2回もあるのか」と思い、残念ながら楽しめませんでした。
条件も20個あるうちの7個しか使わないので、単純におもしろそうな条件が出てこなかっただけかな?とも考えたんですが、取ったらマイナスという条件も出てきてたので、結局何か足りない残念な感じという結論。
Geekでは高評価みたいなので、単純に私には合わなかったんだろうなぁ。
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4

・カルナクシス
 Karnaxis(Opportunity Games:2010)


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高校を卒業したばかりで家から追い出されたので、自分の人生の目的を得て、達成していくゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

人生の目的を見失わなければ、シビアに人の収入を気にしていくゲームなはずです。
今回はおのさんが途中で道を見失い、すごく楽しい展開になりました。

各プレイヤーが担当するキャラクターには人生の目的が書かれているので、それを達成するために勉強したり希望する職業についたりするんですが、最終的には一番お金を持っている人が勝利するという。
手番がきたら出来るアクションは2つ。
ボードに描かれているアクションから選び実行します。
キャラクターごとに初期の能力値が違うので、自分のプレイボードの値を調整。
今回、私が担当したマギーは、将来の目的が1年看護師やって医者になることでした。
ちらっと見たら、看護師になるには魅力が6必要。マギーは初期値2です。
この能力値は勉強することで上げることができ、ひたすら勉強。
ところが勉強するには当然だけど学費が必要です。
能力を上げながらバイトをして収入を得なければいけません。
ということで、最初は低い能力でも出来る仕事に就く。
仕事についてしまうと、年がかわるたび最初のアクションは「働きにいく」を選ばなければいけないので、大学に行けるのは1アクション分だけ。
でも収入がなくなると、そもそも勉強できない。全員苦学生w
トド吉はいい仕事がなかったのと、担当しているキャラクターが会社設立を人生の目的にしていたので、早々に借金して起業。
「え?もう起業!?」
「いやいや。目的が会社設立だから」
こんな感じで、人によって目的がまったく違うので、アドバイスしやすい分、仕事や会社の取り合いがあるものの、わが道をひたすら行く感じです。
重要なのは、いかにしてお金を稼ぐかなんですが、人生の目的へ向かえば自然とお金がたまってきます。
とりあえず低スキルの仕事でお金を稼いで、保険は最初はいらないと全員加入せず。
最初の年は親が保険をかけているらしく、全員保険には入ってました。
何はともあれ看護師を目指すも、保険をかけると儲けが少ない。
地道にやっていくしかないらしい。
その後、無事に看護師になり収入激増。
しかし、目的は医者なので、さらにスキルアップをしなければいけないのです。
そこへイベントでスキルアップポイントが増えるというので、総合大学で2回とも勉強。
結果、看護師は維持できないけれど、1年やったし医者になれるので気にせず勉強。
トド吉の会社も順調に成長し収入増。
そんな中、なんだか怪しげな行動でてる人が。その名もおのさん。
カルナクシスカードを引くと、そのカードは「宝くじがあたって収入」というカードだったらしく、ものすごいうれしそうな顔w
目的がスキルの合計あげることだったので、早々にやめてカルナクシスカードの購入に専念。
とはいえ、収入$150,000の医者に比べたら少ないわけですが、保険やら会計士やらに支払いをしなくていい分、純利益。

「おっ!また宝くじ当たっちゃいました(・∀・)ニヤニヤ」
「でもそれ、完全に人生の目的見失ってるよね」
「道を踏み外しちゃった人の典型だよね」

それでも、カードを引いて収入があるたび、にやにやしつつ銀行からお金をもらうおのさんがとにかく面白いw
道を見失ったおのさんは放置になり、気にするのは会社を複数もつトド吉。
私は医者になってしまい目的を達成したのと、残り年数が少ないので起業することに。
とりあえず今のスキルで設立できる会社をたて、少しでも収入を増やす計画。
会社も順調に成長したものの、医者の収入が大きく、大企業に成長したトド吉を尻目に私の勝利。
堅実にやっていくほうが将来的には裕福になるという、人生の縮図みたいなゲームでした。

基本的には自分のことを必死にやるという感じですが、キャラクターの能力値が違いすぎるので、逆に面白かったです。
暴走しても他の人には影響ないし、まじめにコツコツやってるほうが他人との接点が多かったり。
ゲームとしては普通だけど、道を見失ったおのさんで面白さ倍増だったので☆4つにしてみました。
次回は違うキャラクターでやってみたいところ。
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3

・ジャンプゲート
 Jump Gate(Matt Worden Games:2010)


ジャンプゲート
宇宙船を遠くの惑星へ瞬時に送るジャンプゲートを使って、資源を集めたり惑星を所有して得点を獲得するカードゲームです。
おのさん・トド吉・私の3人でプレイ。

場の中央にはジャンプゲートとブラックホール。
それを囲むようにして未知なる惑星があり、裏向きで置かれた何かの資源がそれぞれおいてあります。
自分の宇宙船を動かし、惑星に着陸して資源を回収するのが目的。
資源には種類があり、ブラックホールマークが描かれているものも。
ブラックホールマークが描かれているものを採取すると、自分のマーカーを1個ブラックホールに置かなければなりません。
終了条件にブラックホールに置かれたマーカーが9個以上になったらというのがあり、これで終了した場合、一番多くマーカーを置いていた人は採取した資源を2枚(プレイ人数によって枚数は違います)ランダムで捨てなければいけないのです。
もう1つの終了条件は、すべての惑星に所有権が確定していて、残っている資源カードにすべてブラックホールマークが描かれていた場合です。
惑星に着陸しなければ資源は採取できないんですが、着陸するには着陸コードが合っていなければ着陸できず、仕方なくほかの惑星に着陸することもしばしば。
さらに所有権を持つにも指定のコードがないと所有できません。
序盤は持っているカードがちょうどよく、飛び回ったり着陸したり、とりあえず出来ることをやる感じに。
忘れていたのが特殊効果。
カードの一部にはかなり強力な効果があったりします。
けれど思い出したときには、すでに手札から普通に使ってしまっていたという。
他の惑星にいる宇宙船と自分の宇宙船を交換できたり、本来なら2つのコードが必要な所有権なのに、コード1つで所有出来たりです。
普通はスキャンして、何があるのか1枚ずつオープンにしていくんですが、スキャンすれば自分のマーカーを惑星に置くことができます。実はこれが重要。
誰かが着陸して所有権をとると、今までクローズになっていた資源カードが全部オープンに。
そして、所有権をとった人が資源を1枚取れるのはもちろんのこと、スキャンなどでマーカーを置いていた人も資源を1枚もらえるのです。

シンプルなのでゲームはさくさくと進みます。
ブラックホールは避けてしまう中、トド吉は気にせず資源集め。
出来るだけ、他の人がいってない惑星を探しつつ、スキャンしたり。
ある程度惑星から資源が減ったり、誰かが所有してしまったりしてると、スキャンしなくなります。
トド吉はいきなり着陸して所有権を置いていたので、確かにそのほうが早いなと思い、私も真似してみる。
資源には「はずれ」もあるので、おかれた資源カードの半分ははずれだったりしますが、
所有権も最終的には得点になるので、誰かが所有する前に所有してしまえという流れにも。
私は同じ色の宝石をいっぱい集めると勘違いしてて、他の色に手を出さず、水を集めだしたりどっちつかずな感じ。
エネルギージェルはライトとダークで1組となり点数もはねあがるのに、私とおのさんは片方だけ集めて喜んでいたり。
あきらかにトド吉がいっぱい集めていたので、持っていた特殊効果で惑星を強制交換したりするも、効率よくあれもこれも集めていたトド吉が勝利で終了。
ブラックホールはそんなに恐れなくていいのか?と思うも、ブラックホールにマーカーが9個以上集まってしまうとゲームが終了してしまうし、そのあたりの判断が悩ましいゲームでした。

ちなみに・・・ゲームとは関係ないんですが
見つめるおのさんルールを聞いた時に「アメリカ人は(笑)」といっていたおのさん。
ゲーム中、ドクターペッパーを興味深く眺めつつ飲んでいました。
それというのも、狩座ではドクターペッパーを押してる(?)みたいで、「ドクターペッパーってどんな味でしょ?」と気になっていたらしいです。
しかし、ここで飲んだこの味で、次にプレイしたゲームでは完全に道を見失ってしまってましたがw


現在はシュミットから「スペースミッション」として販売されています。
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