ふうかのボードゲーム日記

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・北極点
 North pole(Cambridge Games Factory:2011)


北極点

北極点を目指して進み、再び折り返してくるカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

南極に住んでいるペンギンたちが、夏休みを利用して北極へ行くことに。
場には北極点までの道のりのカードがクローズで置かれています。
カードには数字と動物のイラスト。
この数字や動物の種類でセットを作って、効果的に進んでいきます。
ペンギンだけに、普通に進んでいくのはペンギン歩き。
目的地の色と同じで数字も同じカードが出せると「雪靴」となってもう1回移動できたり、4種類の進み方ができます。
カードの補充は、山札もしくは場にオープンになっているカードのどちらかからのみ補充できます。
移動した後、縦横隣りのカードをオープンにするので、先にはどのカードが待っているかわかりません。
でも一度オープンになるとそのままです。
カードには雪の結晶が描かれているものもあり、これを使うと吹雪になり、氷が壊れます。
場に置かれているカードのうち、好きなものを破壊(場から除去)できるのです。
うっかりしてると、目の前の道がなくなることもしばしば。
ちなみに、雪の結晶カードを3枚使った場合は、3枚のカードを除去できるみたいです。
道が消えても大丈夫なのが、手札に雪の結晶マークがついているカードを持っていれば、穴のあいた部分の修復ができます。
でも修復でカードを使ってしまうのも結構痛いw

目指すは北極点!ということで2羽のペンギンがいざ出発。
2人プレイだったので、絶対に先に北極点に行ってやる!とお互い本気w
場からカードを補充すると、ある程度は何を持っていったかわかり、通ろうとしているルートがわかりますが、
他のペンギンを気にしている暇があったら、さっさと北極点へ行きたいのが本音w
しかもある程度予想してカードを補充していたのに、いざ開けてみたら持ってないカードだったりして迂回しなくてはいけなくて遅れを取ったり。
段々とテンションも上がってくるので、いかに多く進めるかセット重視になったり。
いい大人が2人で・・・w

北極点へ行き、先に南極に帰ってきたのはトド吉。私も次の手番ではゴールだったのにw
プレイして思ったのは、プレイヤーのコマが大きすぎ。
下のカードが見えにくくなってしまいます。
こういうゲームだからこそ、ペンギンのフィギュアを使ったほうがより楽しいかな?と思いました。
まぁ、ペンギンとパンダは無条件で買ってしまいます。だって好きなんだもの。
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3

・ゴジラストンプ(ゴジラの足音)
 Godzilla Stomp!(Toy Vault:2011)


ゴジラストンプ

怪獣となってビルを破壊していくというテーマのカードゲームです。
COQさん・HAL99さん・トド吉・侍・私の5人でプレイ。

このご時世、テーマは微妙な感じだけれど、ゲーム内容はいたってシンプル。
カードを出し合って数字を比べ、状況に合わせてカードを獲得していきます。
6ラウンドプレイして、一番カードを多く取得した人が勝者。
カードにはそれぞれプレイヤー別の怪獣。
でも私にとっては、どれを選んでも同じw

毎ラウンド、プレイ人数+2枚のカードが場に出ます。
カードの数字は3から6に発電所(集めれば集めるほど得点が高い)。
これを取り合っていきます。
手札から1枚を選んで全員一斉出したらオープン。
カードの数字が大きい人からカードを取っていくんですが、中に「大暴れ」というカードがあり、
このカードを出した人は他の人がカードを取り終えた残りを総取りできます。
ただし、他にも大暴れしたプレイヤーがいたら、1枚ずつ配ってあげることになります。
同点の処理をするときに使うのが「破壊者」。
これは毎ラウンド、一番小さい数字のカードを出した人にいきます。
次はかぶっても絶対カードが取れるという、ある意味保証のような感じ?

難しく考えても仕方ないので、頭を休めるのに盛り上がりもちょうどいい感じです。
こういうゲームはかぶってしまった時が一番みどころw
昼食後の最初にプレイしたんですが、適度な盛り上がり。
5人だと、よほど上手に避けないと必ずかぶってたりします。
だからこそ盛り上がります。
「ここだ!」と思い大暴れカードを出したのに、かぶっていて、しかも相手が破壊者マーカーを持っていた時には泣くしかありませんw

6ラウンド終了後、見事な大暴れを見せたCOQさんの勝利。
こういうゲームはノリと盛り上がりが重要です。
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4

・数エーカーの雪
 A Few Acres of Snow(Treefrog:2011)


数エーカーの雪

17世紀から18世紀にかけて、イギリス対フランスが北米を舞台に争った植民地戦争をテーマにしたゲームです。
つなきさんとプレイ。

限定版を買ったにもかかわらずプレイまで到達してなかったところへ、つなきさんから教えてあげるとのうれしい申し出。
このゲームだけを7回ほど対戦してきました。
このゲームはワレスが作ったドミニオンといった感じで、イギリス側とフランス側に分かれて、デッキを構築して土地を支配していきます。
イギリスとフランスの植民地戦争には詳しくないので、テーマには馴染みがなかったというのが本音w
舞台がアメリカなので、ボードに描かれている都市名がわかりやすかったです。
カードの内容を簡単に説明すると、イギリス側は帆船が多くお金持ちです。
対するフランスはお金もなく帆船もなく、毛皮だけはいっぱいあります。
入植する時はたいてい川舟を使います。
これはフランス側には多く、イギリス側にはほとんどありません。
どちらもバランス的によく分けられてるなぁという印象。
帆船で遠くの場所へ入植できるイギリスに対し、地道に川舟で広がっていくフランス軍。
入植する土地の配置も何とも言えない配置です。
最初のラウンドだけ各自1回だけアクションを実行して、次からが本番。
基本的には手札を使い、手番の最後に自分のデッキから手札が5枚になるように補充していきます。
捨てることはないので、今は使わず次使おうと持っているのもあり。
最初は最低限の土地カード程度なので、カードを買い足して上手に使いこなしていきます。
カードが増えすぎるとデッキが圧迫されて、使いたいカードがなかなかまわってこないという状況はドミニオン。
ちゃんとデッキからカードを除去する効果があるカードもありました。
手番がきたら2アクション+フリーアクションをおこなっていくの繰り返しです。
カタンのように、最初はコマで支配、その後地域を発展させてディスクにかえていきます。
このディスクには上限があり、使い切ると終了フラグが立ちます。
いくつか終了フラグになる条件があったり、細かいルールとかは省略。


<7回対戦した結果>
1回目 つなき(フランス)67 − 50 ふうか(イギリス)
2回目 つなき(イギリス)62 − 50 ふうか(フランス)
3回目 つなき(フランス)66 − 58 ふうか(イギリス)
4回目 つなき(イギリス)54 − 52 ふうか(フランス)
5回目 つなき(フランス)62 − 61 ふうか(イギリス)
6回目 つなき(イギリス)59 − 61 ふうか(フランス)
7回目 つなき(フランス)62 − 61 ふうか(イギリス)

点数だけ見ると、ちゃんと進歩しているような気がしてきます。
「どんどん点差が縮まってきてるよ!」という褒め言葉(?)をいただき、気分も上々w
最初の頃はイギリスのお金いっぱいが楽に感じたんですが、フランスのうまくトレーダーと毛皮のコンボが決まる時がうれしくて、フランスの面白さに気付きました。
唯一勝ったのもフランス側でのプレイでした。何故かフランス側がお気に入りに。

もちろん、途中否応なしに戦闘になるんですが、中間のグレーゾーンにいれば長引かせられるので、逆にアクションを1つでも戦争で使ってしまうほうが打撃だったりしつつ。
面白かったのは、つなきさんが手にしたインディアンリーダー。
私の手札にネイティブアメリカンがいれば無条件で取られるんですが、取られても取られても懲りずに買っていったら(無料なので)、いつの間にかつなきさんのデッキが圧迫されてしまう形に。
これはありだなぁと思いましたw
プレイすればするほど、あんな感じにやりたいとか思うんですが、実際は手札次第。
それでもプレイする度新しい発見があります。
おそらく基本で持っているカードが少ない分、必要なカードを買い足すことで手札調整がある程度できるからかな?とか。
派手な面白さはないけれど、何度プレイしてもなぜか飽きないという不思議な魅力がありました。

13時過ぎから対戦して気付けば21時近く。
飽きもせず付き合ってくれたつなきさんもすごいw
お付き合いいただきありがとうございました。
終了後、もっとプレイしたくて仕方がなかったという、私にしては珍しい展開になりました。
もちろん週末は自分のを開封して、トド吉とプレイしてみるつもりです。
☆4つつけましたが、正確には☆4.5という感じ。
かなり絶賛してますが作ったのはワレスです。
なので「何が面白いかわかんねーんだよ!」って思う人もいると思います。
私好みのワレスゲームでしたので、そのあたりは察してください(苦笑
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5

今日はつなきさんと2人ゲーム会でした。
場所はRole & Roll。
ゲーム会といっても、プレイするゲームは1つだけ。
ワレスの「数エーカーの雪」を教えてもらいつつ、7回ほど遊びました。
イギリス軍とフランス軍に分かれて対決する「ワレスが作ったドミニオンはこうなった」的なんですが、カードの微妙な違いなど、何度プレイしても飽きないという。
「1回目は面白くないかも」と言われていたんですが、初戦でじわじわの面白さを感じ、そのまま勢いで7戦。
ずば抜けて面白いとか、ひゃっほーとかじゃなくて
じわじわとはにかみな感じのワレス風味は大好物だったりします。

閉店まで遊び、その後仕事上がりのトド吉と合流して晩御飯へ。
いつも行っていたインドカレーの店が閉店していて、ふらふら歩き、というかどの店も閉店が早くて、結局ロイヤルホスト。
日付こえる頃解散しました。
私はまだ未開封(今回はつなきさんので遊ばせていただいた)なので、週末はトド吉とプレイしたいと思います。

それにしても面白かった。
飽きもせず7戦も付き合ってくれる人がいればこそです。
感謝感謝w
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3

・カリバ
 Kariba(Goliath:2010)


カリバ

アフリカの水場に集まる動物を集めていくカードゲームです。
COQさん・春(HAL99)さん・トド吉・侍・私の5人でプレイ。

中央のカードをさす水場が特徴。
カリバは「狩場」ではなく、南アフリカの「カリバ湖」のことらしいです。
貴重な水場に集まってきている動物たちを押しのけて、自分が先に水を飲もうとしているというのがテーマらしいです。
ゲームはカードを出して取っていく、ものすごくシンプルで簡単なゲームなんですが、何といっても出したカードをさせるようになっている草むら。
値段の半分以上はきっとこれw
手番がきたら、手札からカードを1枚以上出します。
同じ数字のカードは複数枚出せます。
出した時にその数字が3枚以上になったら、1つ小さい数字のカードを獲得して自分の前に裏向きで置きます。
獲得したカードは1枚1点で、どこで何を出すか、誰かの養分になってしまうのか悩ましいです。
最後に手札が5枚になるように補充したら手番終了。

このゲームの前にプレイしていたのが3時間半ゲームだったので、疲れきった脳でもちゃんとプレイできる手軽さ。
けれど、自分の番が回ってきた時に悩みます。
最初は静かにプレイしていたけれど、途中から「あー」とか「そこなの!?」などと賑やかに。
何といっても「養分」。
カード出しながら「うわー養分になっちゃう」「養分ですよー」などと、出したくないけど出さなきゃいけない悩ましさ。

「よし・・・次にこれを3枚出してごっそり頂くぞー」(心の声)

なんて考えていても、自分の上家の人が、自分が出そうと思っていた数字を出してカードを取っていってしまい、無表情のまま心の中で悔しがるw
次の手番まで残っているかな?という小さい期待が裏切られた時のがっかり感はすごいです。
ぴっぐテンで、カードを大量に獲得できたはずだったのに、自分の手前でごっそりカードを取られた時のような、そういうなんとなくの敗北感がありますw
ためておけば取れるというものではないので、気楽に悲鳴を上げながらプレイしていく感じでした。

山札が尽きた後、誰かの手札が0になるまで続けて1回目終了。
これを3回やって合計値で勝負。
2回目になるとだいぶ慣れてくるので、カードの出し方も注意する感じに。
勝ったのはCOQさん。
暫定カリバキング。この水場はCOQさんのものですw

1つだけ気に入らないとすれば、カードの数字が右上に書かれてること。
出来れば左上にしてもらえると、見やすいしプレイしやすいのになぁ。

・Table Games in the World:カリバ
・プレイスペース広島:カリバ
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5

今日は毎月恒例定例会の日でした。
いつもの3人にCOQさん、そしてお昼からのゲストでHAL99さん。
しかもHAL99さんが来ることは教えず、「ゲストがくるよー」しか言ってなかったのもあり、駅まで迎えに行ったトド吉を待っている間、残された3人の挙動が不審にww
ということで、午前中4人で1ゲーム、その後5人で5ゲームをプレイしました。

プレイしたゲームとちょっとした感想

・カラベル
船で航海しながら都市に入ったり資材を集めたり。海流任せで動かしたり。
船を増やすにもスタート地点のリスボンに戻るところが大変。 
同じ会社のヴィンテージと似たようなプレイ感で、中盤までが「終わるの?」で、一気に後半収束して終了。
ルートゲーム得意なトド吉と侍がダントツでいくかと思ったら、勝ったのは侍。
トド吉は最後にリスボンに戻れなくて捨てた35点で逆転ならず。

・ゴジラストンプ(ゴジラの足音)
午後最初のゲームはまずこれ。
バッティングしないように上手にカードを出していく手軽なゲーム。
6ラウンドを3回プレイして、数字の高い建物を破壊しまくったCOQさんの勝利。

・ザ・ターゲット
CIAとKGBに分かれてお互いに勝利条件を目指すゲーム。
もちろん、誰がどっちの所属か、はたまたダブルスパイかは非公開。
誰が仲間かもわからず、序盤から見事な殺し合いに。
こっそり重要書類を出していったCIA(COQさん・侍・私)の勝利。

・セブン
見た目が豪華で、出来ることがかなり多いゲーム。
ボリューム満点でインストこみで3時間半。
仲間を集めクエストに参加して、手を広げなかった私の勝利。
それにしても長かった。

・カリバ
長時間の後は軽めのカードゲームで。見た目がいいゲームです。
どこで3枚出すか、どこで養分になるかが悩ましい。
養分になりつつも、しっかりカードを獲得していったCOQさんの勝利。

・摂政
自分がどの貴族か隠したまま進行していくゲーム。
アクションポイントを使って、5種類の得点を平等にとっていきます。
もちろん途中で誰がどの貴族か宣言することも可能。
勝ったのはトド吉。
悩ましく面白い感じがしたんですが、あまりにも和訳ルールが曖昧すぎて残念でした。
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