ふうかのボードゲーム日記

今日は雪の中、山形はおのさん宅へ。
新幹線に乗って那須を過ぎれば、周りは雪景色。
新幹線の窓から
(注:これはおのさん宅じゃありません。新幹線で通過途中の米沢あたりだったかと。)
テンション高めで到着したおのさん宅は、雪がしっかり積もってました。
お昼ご飯後から早速ゲーム開始。
その後、晩御飯をはさんで再びゲームをプレイして1日目が終了。

プレイしたゲーム
・箱の中へ
ゴミ箱へ無駄なくゴミをつめていくゲーム。
おのさんの息子さんも一緒に4人でプレイ。
意外と難しい中、一番上手にゴミをつめたのはおのさんでした。
このゲーム、スタートプレイヤーの決め方が「一番ゴミの人」というすごいゲームでした。
もちろん、無難にじゃんけんで決めましたがw

・祈り、働け
日本語版が届いたというので早速。
翻訳担当したから見本なのかな?
カードのサイズがカタンの資源カードサイズという小さめで、各自ボードを持って配置していくところはアグリコラ。
でも建物を建てて効率よく食料や燃料にかえていくところはル・アーブル。
アイコンでみやすいのでプレイしやすかったんですが、プレイ時間は重量級でした。
勝ったのはおのさん。

・コニーアイランド
遊園地をつくっていくゲーム。
想像していたより若干地味というか、遊園地の楽しさというよりは、コツコツつくっていく感じ。
途中から新聞大好きおのさんが、ひたすら新聞を集めて勝利。

・パックス
3枚のカードを上手に配置して、ローマ軍に勝つように場をつくっていくゲーム。
途中で金欠になってしまい、パスをしていた私でしたが、
序盤で配置したぶどうの効果が大きく、楽に配置できた分で勝利。

ゲームは明日も続きます。

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3

・大噴火
 Eruption(Stratus Games:2011)


大噴火
せまりくる溶岩から自分の村を守るゲームです。
COQさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

広いボードの中央には火山。ここから溶岩が出てきます。
今回は4人プレイなので、全員ボードの四隅にあるのが自分の村。
流れ来る溶岩をいかに他の村へ向けるか、自分の村へ流れてきた溶岩をいかにせき止めるかで低温を保ちます。

藁で。

他にも石や木材があるんですが、溶岩をせき止められたかどうかの判定がダイスなので
時には藁が最強だったりする時もあります。
今回もそんな感じでした。

火山の噴火と共にゲームスタート。
あふれ出す溶岩は一気に侍の村を襲撃w
スタート直後は最初に配られる藁・木材・石を1個ずつ持っているのでいいのですが、溶岩に負けると除去されて村に流れ込みます。
一旦村の外壁に溶岩が到達してしまうと、手番の度にせき止められているかのチェックが入ります。
侍の村は防御壁が弱いらしく、あっという間に丸裸にw
尚も止まらない溶岩はどんどん侍の村の温度を上げていきます。
が、温度がある一定まで上がると、新たな噴火口タイルを置けます。
最初に置いたのはトド吉の村付近。
しかし、タイル除去カードで除去されてしまい、それ以降ダイス目にも恵まれて被害がないという展開に。
お約束のように私の村近くにも噴火口が出来るけど、とりあえず流れてきてる溶岩は2本だし、この時点で最低温度だったので放置。
各自カードを使えるんですが、これで資材をもらったり、タイルを除去できたりします。
もちろん、タイミングが合えば噴火口を除去してしまえば、ひとまず安心。
資材はボード上に描かれた場所にタイルを置くことで取得できるんですが、流れをちゃんと作るように配置しなければいけないので、そうは上手くいかないわけで。
自分の村に余裕があった私は、侍の村へ流れ込んでいる溶岩タイルを除去。
これにより、流れ込む溶岩の道が増えて再登場。
タイルの引き運がよかったトド吉は、1本道の溶岩タイルを上手に配置して、村へは溶岩が流れ込んでこない状況。
見た目では、かなり溶岩タイルを置かれているのにw
そして、ダントツで温度が高かった侍が、最後の新たな噴火口を手にし、置いたのは、なぜかCOQさんの村近く。
COQさんの村はすでに数々の溶岩が流れ込んできていて、温度もかなり上がっている。

「ここは最低温度のトド吉だろう・・・(心の声)」

どう考えてもCOQさんが侍の温度をこえることはなかったので、トド吉に新しい噴火口をプレゼントしてると、かなり展開はかわったかも。
しかし自分の村がどんどん高温になっていく侍には、みんなを見渡す余裕がなかったのかとw
他の人に溶岩を向けながら、自分の村を守らなければいけないので全員必死。
いやがらせなんてしてる間もなく、資源が取れる無人の村へ溶岩を流したり、どこが一番効率いいか相談したり。
その後、防御壁が役立たずな侍が、持てるカードをすべて使い、一度はバーンメーターの最後のマスから下がる。
「ここであのカードを引けば!」と期待してカードを引く侍。
しかし、そんな上手くはいかないわけで、結局バーンメーターを振り切り最後のマスへ。
そして全員最後の手番。
ここで活躍するのが温度を下げるカード。
みんなそれぞれ温度を下げたところでゲーム終了。
勝ったのはダントツでトド吉。
直接攻撃系なので、自分がやられていやな人には向かないです。
ダイス判定で、藁が最強になることが多く、あっけなく除去されてしまう石など、なかなか面白かったです。
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3

・クマー!
 Bears!(Fireside Games:2011)


クマー!
場にあるダイスを素早く取って自分のダイスとの組み合わせで得点を獲得するゲームです。
COQさん・トド吉・侍・私の4人でプレイ。

ルールはシンプル。
スタートプレイヤーが白いダイスを一斉に振り、その後プレイヤーは自分の黒いダイスを振ります。
そして、得点になる組み合わせを作るように、場から白いダイスを取っていくだけ。
ただし、一度だけ叫ぶ権利が発生します。
みんなが一斉にダイスを取っていき、場にテントのみ、またはクマのみになったら叫びます。

「クマー!」

誰かが叫んだら終了で、得点計算。
場にあるダイスで左右される組み合わせもあり、せっかく組み合わせたのにマイナス点になったりします。
こうなってくると、組み合わせの得点より叫ぶほうがかっこいいと勘違いする人が・・・w

「クマー!」
「うあ!言われた!」

「クマー!」
「えーもう終わり!?」
「うあ!クマしか残ってない!」

得点そっちのけw
自分の組み合わせに夢中だと、いつの間にか「クマー!」と叫ばれてしまうので、慣れてきてからが本当の意味での勝負かも。
本来は誰かが100点になるまで続けるんですが、あまりに興奮しすぎて疲れるので50点のショートルールで。
勝ったのはCOQさん。

余裕が出てくれば、他の人の組み合わせを見ながらということも出来るのかも知れないけれど、実際はいつ終わるかわからないので必死w
点数より叫びたくて仕方なくなってしまう感じでした。

・高円寺0分:クマー!
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3

・タケノコ
 Takenoko(Matagot(Hobby Japan):2011)


タケノコ
中国から贈られたパンダの餌となる竹を育てて、時にはパンダに食べさせて、指定の条件達成で得点を獲得していくゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

ゲームは中央に置かれた池からスタートです。
手番になったら、天候ダイスを振って、アクションを2回実行するだけ。
ダイスの目次第で同じアクションを2回出来たり、アクションが3回になったりします。
タイルを置いて竹を育てるのは最終的な目標ではなく、目的カードに描かれている目的を達成することで得点を獲得していきます。
そのために竹が必要で、時にパンダに食べさせなければいけないのです。
目的カードは3種類あり、土地タイルの配置、パンダが食べた竹の種類、生えている竹です。
もちろん、1人で全部を作ろうと思ったら無理なので、若干協力ゲーム風だったりします。
他の人が大切に育てた竹をパンダに食べさせて取得しておいて、じっくり育てる場所は庭師を使ったり。
竹の色があれですが、これはタイルに準じているので仕方なく、パンダがいるだけでのほほんとしますw
とはいえ、竹は水がなければ育たないので、中央の池から用水路を引いてこなければいけないのです。
土地タイルに分水タイルがあって、用水路を使わないものもあるんですが、そこからさらに引くことは出来ないので、結局は中央からつなげてこないとダメ。
中盤までは、せっせと育ててはパンダに食べられ、再びせっせと竹を育てる感じです。

プレイヤーは個人ボードを持っていて、そこでどのアクションを選んだのか、パンダに食べさせて取得した竹を置くところなどがあるんですが、どのアクションを使ったかはほとんど表示させず。
まぁ2人だとそんなに必要ないような気がします。

トド吉が用水路を引いていたので、育った竹をおいしくいただく私w
でもこれだと、トド吉が目的を達成した時点で用水路設営が終わってしまうのと方向が違うw
自分の目的を達成するためには、どうしても「そうじゃない!」と心で叫びつつ。
中盤までは私がどんどん目的を達成していったんですが、中盤で停滞。
そりゃそうかw
育った竹をひたすら食べさせていると、育たない竹が出てきてしまうし、あきらかに狙っているのがばれてしまうので、育ててもらえなくなるのです。
しかもパンダが入れないタイルがあり、そこに育てられると食べられないので育つだけ。
仕方なく用水路をのばしつつ・・・などとやっていたら、どんどん高得点の目的を達成していくトド吉。
序盤は地盤作りをしっかりやらないとダメみたいです。
負けてなるものかと庭師を動かして竹をのばしたりするものの、目的は枚数じゃなかった・・・
接戦の末、トド吉の勝利。

不思議なプレイ感がするゲームでした。
一緒に竹を育てましょうという雰囲気を出しておいて、育ったところをおいしくいただくというw
見た目も派手だし、動き回るパンダはかなり好印象でした。
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4

・ダンジョンレイダース
 Dungeon Raiders(Adventureland Games:2011)


ダンジョンレイダース
危険なダンジョンを探検して、財宝を多く見つけるカードゲームです。
トド吉と2人でプレイ。

このゲームは3人から5人用になっているんですが、ちゃんと1人、2人用のルールもあります。
2人用ルールがあるのなら!ということで、早速トド吉とプレイ。
ダンジョンは5つで5階層になっています。
1つのダンジョンが終わると、次のダンジョンが公開されます。
ダンジョンにはアイテム屋さんや財宝だけでなく、モンスターもいます。
このモンスターを倒すためには協力するんですが、2人プレイの場合はモンスターを倒せないのが前提。
モンスターと遭遇したときは、より低い数字のカードを出したほうが無条件で攻撃されます。
しかも2人ともダンジョンで生き残った場合は、単純に財宝の数で勝負になるので、どこかで出し抜かないといけないのです。

何はともあれ、とりあえずダンジョン探索スタート。
まずダンジョンを眺めて、欲しい財宝に使うカードを考えると、残ったカードでモンスターと対決に。
序盤からモンスターに突撃しては敗れ負傷するトド吉。
そのうち、口には出さないけれど、同じ数字を出しておけば2人とも無傷では?という流れにw
そして、自分がより高い数字を出すより、争いを避けるのに同じ数字を出し合う展開。
喧嘩にならないのんびりプレイw
ところが、アイテム屋さんと財宝はそうはいかないのです。
2人とも生き残るなら、少しでも財宝を多く集めるために、どこかで出し抜かないと・・・
そんなことを考えていたダンジョン3つめ。
裏向きのカードのことをすっかり忘れ、アイテムほしさにカードを使った結果、モンスターに遭遇してダメージ。
くやしいので、次のモンスターではトド吉にダメージw
こうなってくると、大切なのは財宝。
財宝ではより高い数字を出さねば!ということになってくるのは当たり前の話で。
この時点でかなりダメージを受けていたトド吉は、途中でポーションを購入。
私はまだ体力が残っていたのでたいまつを。
このたいまつが最後のダンジョンで役立ち、最後の財宝のためにカードを残す。
これが功を奏して私の勝利。

お互いの読み合いをしながら、どこかで出し抜かなきゃいけない悩ましさ。
相手を陥れるのもかなり緊迫して面白い展開だけれど、モンスターだけは協力して回避しつつ財宝で出し抜くのも楽しいです。
2人でも面白い。というより、プレイ時間が短いし2人のほうが好みかなぁ。
1ゲーム15分以内でダンジョン探索が出来るので、終わると「もう一度!」と言えるゲームでした。

・海長とオビ湾のカジノロワイヤル:ダンジョンレイダース
・ゲームフィールド:ダンジョンレイダーズ
・テンデイズゲームズ:ダンジョンレイダース
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3

・ウィラコチャ
 Wiraqocha(Sit Down!:2011)


ウィラコチャ
ヴィクトリア二世の命令により、ウィラコチャと名付けられた渓谷からソムニウムを採取するゲーム。
トド吉・侍・私の3人でプレイ。

インカ帝国の太陽神「ビラコチャ」から名前をとったとされる皇帝「ウィラコチャ」。
その名前をとって「ウィラコチャ渓谷」と名付けられた場所から資源というかソムニウムを採掘する起業のリーダーになります。
ゲームの内容は箱絵から想像できなかったし、インカについては疎いんですが、トド吉が「びらこちゃ」って大喜びしてた印象が強いです。
ウィキペディア:ウィラコチャ

ゲームをはじめる前に、六角形のタイルをランダムで配置して場をつくります。
タイルにはそれぞれ数字や種類が描かれています。
手番がきたら、支配している土地から資源を獲得したり、カードの効果で資源を獲得したりします。
そして、ダイスの準備。
ダイスを振って、出た目で土地を支配するか、自分の土地の防御力を上げるか、他の人の土地を征服するかアクションを実行します。
タイルによって、特定のダイス目が指定されていたりします。
もちろん、他の人がすでに支配している土地でも、指定のダイス目が出れば簡単に奪えます。
奪われたくなければ、防御をしっかりするしかないのです。
とはいえ、そんなにこだわる必要もないような気が。
終了条件が3つあり、どれかを達成すればいいので、逆に持っている土地にこだわりすぎて遺物を入手できる探検家などのトークンを使い切ってしまうほうが、動きがとれなくなってしまうからです。
資源の収入は大切で、これを使って技術カードを購入していきます。
使えるコマが増えたりもするし、終了条件の1つに関わっているので、誰かが買い始めたら追随しないと出遅れます。
とはいえ、今回は3人だったので、場が若干広めに使えた分、もらえる資源も多く展開が早かったです。

序盤は全員離れた位置からスタートしているので、そんなに土地を奪われることもなく、順調に資源を得てカードを買って行きます。
中盤になってからが勝負。
簡単なダイス目の組み合わせは簡単に奪われてしまうけれど、そんなに広く手を広げられるほどコマがありません。
特に山岳はツェペリンでしか入れないので、上手に使い分けないと欲しいけど手が届かないという状況に。
そして、3人である程度土地をつなげていくと、必然的にぶつかります。
「さて・・・そろそろ殴りあいますか」なんて言葉が出ましたw
出来れば相手の土地のつながりを切りたいし、自分に足りない資源めがけて突撃。そして奪取。
そして、置かれていたコマを機械の墓場へw
次の手番まで保持できれば、とりあえず1回は資源の収入がはいるはずなのに、取った取られたの繰り返しに。
私は序盤でソムニウムの土地を手に入れ、周りを自分で固めておいたので、順調にソムニウムを手に入れ、強いカードを購入することができました。
でもそれをいつまでも見ている2人ではなくw
その間に遺物を回収されてしまい、あわてて最後の1個を取りに。
トド吉や侍は常にダイス+の土地を取っていたので、振れるダイスが多いというのがうらやましく、その土地を奪いにいったり。
終盤になると、あきらかに機械の墓場があふれている状態にw
墓場から取り戻せないと、どんどんコマが減っていきます。
ぎりぎりで追いつかないトド吉と侍が結託して邪魔をしてくるも、最後の最後で私が条件を満たし勝利で終了。

カードの効力が強いかな?と思ったけれど、簡単に奪われることを考えるとちょうどいいような気がしました。
むしろ、カードを購入していく資源を集めるほうが大変でした。

・今日もプレイミス:【ゲーム紹介】ウィラコチャ(Wiraqocha)

※アークライトから「天空都市ヴィラコチャ」という名前で日本語版がされます
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