ふうかのボードゲーム日記

JAL
昨年使って便利だった、羽田発の深夜便で出国。
フランスのシャルルドゴール空港で乗り継ぎ、イタリアのマルコポーロ空港へ。
途中遅延が発生し、予定よりやや遅れの到着。
ヴェネツィア到着
ヴェネツィアでは2泊。
観光なのでそこはスルーして、ヴェネツィアではボードゲームをチェックしてみたので、その報告を。

ヴェネツィアにはStudiogiochi S.A.S.があるらしいという話を聞き、早速googleで下調べ。
わかりにくい場所だと困るので、地図も準備して完全装備でホテルを出発。
studiogiochi
住所は合っている。

が・・・

なんだか想像してたのと違う。
でもまぁ、ヴェネツィアだとこういう建物になるか。
ころびーにせんせいのゲームと相性が悪いのもあり、外観見て満足w
そのままボードゲーム探しに。

が、探しても探してもない。
ウォーハンマー
唯一見つけたのはウォーハンマーのショップ。
ショップといっても少し並んでいる程度で、ほとんどがキオスク的な感じで、飲み物とか一緒に売っています。
雑貨屋の一角に並べてみました、という感じ。
トランプなどは、街角にあるキオスクにぶら下がっていたりするんですが、見慣れたような箱がない。

同じようなつくりの店にあるのは、ポーカー用のチップなど。
あまりなじみがないんだろうなぁと散策。


モノポリーなど
やっと見つけたのは、モノポリーでしたw

他に目に付いたものといえば、チェスっぽい何か。
ゴブリンだったり、羊だったり、ネコだったり。
作りも凝っているので、お値段もそれなり。
見た目はかわいいので好きな方におすすめですw


ひつじチェス


ネコチェス

次からはドイツのボードゲーム話題にいけると思いますw
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3

・リベルタリア〜自由の国〜
 Libertalia(Marabunta:2012)


リベルタリア
略奪した船から出来るだけ富を得ようとするゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

各プレイヤーは同じ構成のカード1から30を持っています。
これをシャッフルして自分のデッキ山をつくり、そこからカードを使っていきます。
30枚のカード、すべてキャラクターと能力が違います。
そして、使えるタイミングもそれぞれで、アイコンで表記されています。
ゲームは3ラウンド。
1ラウンドあたり6日間の略奪遠征という設定です。
簡単にいえば、出したカードの能力で序列に割り込みをかけたりしながら、1日に出てくるお宝で高価な物を手に入れていくゲームなんです。
お宝は種類によって得点の入り方が違うので、より高価なものが欲しければ高い数字のカードを出します。
でも低いカードで並び順をかえられる能力があれば、数字が低くてもいいお宝を手にすることができる場合も。

遠征は夜明けからはじまります。
夜明けと共にカードを1枚選び、全員選んだら一斉にオープン。
数字の大きい順に並べていきます。
そして昼。
小さい順にカードに描かれているアクションを実行していきます。
宵闇がきて、戦利品の分け前にありつきます。
数字の大きいプレイヤーから取っていきます。
そして宵闇に発動するキャラクターのアクションを実行すれば夜。
キャラクターカードに描かれている夜アクションを実行。
1日の終わりは安息日で締めくくります。
持っている宝物を得点にかえます。
お宝といっても自分にだけマイナス要素があったりするもの、他の人にマイナス要素だったりするもの、単純に高得点のものと種類があります。
集めた個数分点数が上がる地図とか。
誰がどれを狙いそうで、どんなカードを出してくるか考えて、自分のカードを選ぶわけです。
とはいえ、誰がどんなカードを持っているか、最初はわからないわけですがw

同じ数字のカードでもそれぞれ強さが決まってるのもいい。
ラウンドの開始時に一番得点が低い人が次ラウンドで使うカードを選ぶ係にしたので、得点が低そうな人と同じカードは温存しておくと使えるカードが増えます。
そのあたりの読み合いも大切。
読み合いというよりカードの使い方というか。
2ラウンド目以降は、最低限同じカードを絶対持っているので、そこからが熱い。
とにかく数字がかぶりまくるのが面白い。
狙ってるものがみんな同じだし、出すタイミング大切。

ゲームは1点差で侍の勝利。
上手く出し抜くことが出来た時の満足感はかなりのもの。
バッティング要素があるゲームは否応なしに盛り上がります。
一瞬で結果が見えて盛り上がりやすいから。
ただシール貼りで苦労した分の面白さはあったのか、そこはちょっと疑問です(苦笑
シールの出来がよすぎて貼るの大変。
キャラクターの顔がずれたりするので、かなりの苦行だと思いました。
でも噂によると、同じ時期に国内流通した別のゲームも大変だとか・・・
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3

・マイクロモンスターズ
 Micro Monsters(Ares Games:2012)


マイクロモンスターズ
自分のゲートを守り、他のプレイヤーのゲートを封鎖していくゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

自分のゲートを配置し、その周りに自分の種族のモンスターたちを配置します。
手番がきたらダイスを振って、出た目の指示に従うだけ。
モンスターの目ならモンスターを移動させます。
この移動させる方法が、モンスターシューターと呼ばれる長方形の板みたいなので、モンスターを飛ばします。
移動させたモンスターが他のプレイヤーの上にのったら、攻撃成功ということで、乗られてしまったモンスターはゲームから除外。
ゲートに乗った場合、自分のモンスターを自分のゲート前に戻し、乗られたプレイヤーのエナジートークンを1個ゲームから除外します。
エナジートークンがすべてなくなってしまうと、ゲートは崩壊寸前になり、次に乗られたらゲームから脱落です。

簡単なルールなので早速スタート。
ルールブックに「飛びやすいようにある程度厚みのあるテーブルクロスがおすすめ」って書いてあったけど、がんばれ飛べるんじゃないの?ということでこのまま。
最初は上手く飛ばなくてスライドさせた感じになり、モンスターの上にのるのは難しかったんですが、慣れてくると飛び回ります。
しかも力を入れすぎてテーブルから落下してしまうと元の位置に戻して手番終了。
力加減が難しい。
とりあえず対角の侍ゲートへ突入。
自分のゲートを守っているより、他のゲートを崩壊させたほうが早そうだったからw
が、目の前に敵モンスターがいるのにのれない。
逆にのられてしまい、ゲームから除外。
でもみんなに狙われ侍脱落w
逆にトド吉は、自分のモンスターがいなくなってゲートが丸裸に。
そして脱落。
残った私とCOQさんの一騎打ち。
どんどん除外されていく私のモンスター。でもCOQさんのゲートも崩壊寸前。あと少し。
ここからが一番熱い戦いになったかも。
あと一歩なのに、その一歩が失敗してゲートにのれないw
崩壊寸前のゲートを陥落させるには、かなり上に飛ばないといけないという難易度の高さ。
やっとCOQさんのゲートを崩壊させ、私の勝利で終了。

アクションゲームは大好きだけど、これは面白いと思いました。
テーブルクロスによって難易度がかわるし、逆に厚めのテーブルクロスならもっと早くゲームが終わってただろうし。
今回は一騎打ちになってからが若干長く感じたけれど、瞬殺よりはいいかなとw
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カールス広場から徒歩1分。
ミュンヘンでは、ここが一番の品揃えと聞いて覗いてみたのが『Obletter』です。
Obletter
建物外観が「ヨーロッパ!」といういかにもな感じです。

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3

・ノア
 Noah(Asmodee:2012)


ノア
大洪水から動物を守るため、方舟に避難させるゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

ノアの方舟に動物たちを避難させるには、まず渡し船に乗せなければなりません。
渡し船は5ヶ所にあり、そこへ動物を乗せていきます。
渡し船がいっぱいになると動物たちは方舟へ運ばれ、また空っぽの渡し船が出てきます。
でも渡し船は全部で8枚。
残った手札はマークによってマイナス点になるので、出来るだけ動物を乗せて手札を減らしていきます。

手番がきたら、手札から1枚カードを出し、対応する渡し船に乗せます。
でも渡し船にはルールがあって、オスとメスが交互になるように乗せるか、同性だけを乗せるのかの2種類しかありません。
そして、渡し船には積載上限も決まっています。
最大で21までしか乗ることができないのです。
ちょうど21になるように乗せることが出来ると、選んだ相手にカードを押し付けられます。
渡し舟に乗っている動物と同じ動物を出せたらペアになって、手番をもう1回出来るのでチャンス。
こえてしまう場合は、そもそも乗せられません。

「ここに乗せる」

カードを1枚だし、その後ノアと呼ばれるトークンを移動させます。
オスを出した場合は左右どちらか2つ先に、メスを出した場合は両隣りに。
次の人はこのノアがいる渡し船にカードを出します。
だからもちろん、

「うわ!出せない!」

ということも頻繁に発生します。
出せなければその渡し船にいる動物を全部引き取って手札に入れ、手札から選んで1枚を乗せます。
増えていく手札w
万能なのがカタツムリ。
雌雄同体で数字が1。でも1だからこそちょうどで乗せたくて手札に残りがち。
誰かが手札をなくすか、誰も置けなくなったらラウンド終了。
手札に残っているカードの中で、描かれているマークの個数がマイナス点に。
カタツムリは残すと大ダメージw
これを3ラウンド。
最初は意地悪しちゃおうとか余裕があるんですが、そんな余裕はノアの移動次第。
ゲームが終わってみると、COQさんだけ0点で他全員マイナス点w

普通のゲームでした。なんか本当に普通。
ちょっと物足りない感は箱絵(缶なんですが)とカードのきれいさでカバーといった感じです。
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3

・アトランティス・ライジング
 Atlantis Rising(Z-man:2012)


アトランティスライジング
島が沈む前に、協力して10個のパーツを集めて脱出するゲームです。
トド吉・COQさん・侍・私の4人でプレイ。

不思議な形をした組み立てるボード。
見てわかる通り、森林や都市になぜか図書館など。
各プレイヤーはそれぞれキャラクターを持ちます。今回はランダム。
このキャラクターの特性を生かしたプレイをすれば、島から脱出できるはず・・・でした(過去形)。
今回の難易度は「普通」です。4段階あるので、良さそうなところから試すのが吉です。
各ターンの流れとしては、まずアトランティス人の配置。
自分のコマをやりたいアクションのところへ配置していきます。
次に災厄カードを処理し、生産アクションで生産できるものを生産します。
そして恐怖のアテナイ人の襲撃があり、パーツの建造をすれば1ターン終了。
アトランティスが水没するか、プレイヤーが脱出するかのどちらかになるまで続けていきます。

まずはコマ配置。
「私は人を増やす」
「森林で生産しようかな」
「神秘のエネルギーを」
それぞれ自分のキャラクターの特性を生かせる場所を選びます。
いや、選ぶべきだと思います。
そして、災厄カード。これが最凶で、とにかく沈みます。
おだやかな海なんて時は少なくて、もっとひどいのが逆らえない時。
島の端は効率良く生産が出来るんですが、あっという間に沈んでしまう可能性のほうが高いわけです。
そこで神秘のエネルギー。水没を避けることが出来ます。
アテナイ人も凶悪でした。
今回、ダイスの出目が良すぎて、数字の高い目ばかり。
「アテナイ人きたよー。そーれ」
「うわ!5!」
「無理!」
「沈んだ!」
負けた場合、アテナイ人とアトランティス人の差分だけタイルが水没するのです。

図書館で手に入れたカードを駆使して、何とか水没をまぬがれようと必死。
パーツを構造していくのはトド吉の役目。キャラクター的に。
その材料を森林や丘陵で集めているわけで、沈んだら一大事。
私も序盤はコマがあったので、生産に参加して1つだけパーツを作ってみました。
何のパーツかといえば、脱出するための「コズミック・ゲート」を作るパーツです。

中盤になり、私のキャラクターがヒーローだったので、特殊能力を生かして毎ターン襲撃に備えるだけの人に。
ここからが常につまらない展開に。
他の人たちはきゃーきゃー楽しそうに沈んだりしてるけど、私といえば全コマがアテナイ人の襲撃にいってるので、他のアクションが出来ないという。
それもそのはず。
アテナイ人、最初は0なんですが中盤の3以降補正が+5、+8、+12なのです。
12のために、勇気トークンを装備して待機。
でもさすがに心が折れそうになります(苦笑
コマの配置の時にも
「アテナイ人に備えてきまーす」といって、どーんと自分のコマ全部と勇気トークン置くだけ。
さみしい・・・w
そんな時、神秘トークンを持つ侍が、なぜか人を増やしに。
そしてブーイングw
「いまさら?」
「いや、もう沈むし」
「神秘トークン集めにいくべきでしょう」
散々な言われ様w
まぁ、キャラクターに合った行動をするのは基本なので仕方ないです。

最後まで抵抗するも、結局島は沈んでしまい失敗で終了。
あと少しだったのも含めて、難易度「宇宙的」ってどのくらいなんだろうと。
しかもその上があります。
正直いって、見てるのは確かに楽しかった。
でもずっとアテナイ人に備えてからは、仲間に入ってなくてつまらなかったです。
島を守ったには違いないんだけどw
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